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自分の殻を破るのにも勇気がいりますが、破った瞬間、新しい世界が展開します。
今迄は安全な殻の中にいたものが、急に新しい世界に飛び出すのですから、不安に違いありません。
その新しい世界がラーニングゾーンと呼ばれる、背伸びした世界です。
今迄の安心・安全なコンフォートゾーンから、自己を成長させるためにラーニングゾーンへと移動するのです。
本来なら慣れ親しんだ殻の中=コンフォートゾーンに居続けたいと思います。
しかし、よくよく考えれば、自分が慣れ親しんだ安全場所に居続けることが良いことなのかどうか。
自分の人生の目的は、平穏無事に同じ所にとどまっていることなのかどうか。
本来、人間は歩み続けるものだと私は思います。
身体的に見ても寝返りから始まって、ハイハイ、伝え歩き、歩行、杖を持っての歩き、寝たきり。
しかし、現在は皆さん寝たきりにならないように、散歩やランニングをしたり、スポーツをしたりと、
何かに挑戦しています。
昔はある年齢に達すると、大腿骨骨折になれば、即寝たきりが普通でした。
しかし、現在の医療はそう簡単に寝たきりにはさせてくれません。
大腿骨にボルトを入れたら、3日目からリハビリです。
痛かろうが、わめこうがリハビリプログラムが待っています。
よって、皆さん寝たきりにならずに早い人で1カ月、遅い人でも3カ月で退院です。
最近の医療のリハビリの部分がラーニングゾーンのような気がします。
痛いからとじっとしていれば、それこそ寝たきりになります。
しかし、痛くてもリハビリをすれば、歩くことができるのです。
よって「大腿骨骨折=寝たきり」は昔の話であって、現在では通じなくなってきました。
これを自分に当てはめると「安全領域=コンフォートゾーン」となり、
それは昔の話であり、現在では通じなくなってきているのかも知れません。
そして、それよりも何よりも、人間の本能は本来歩き続けるものだと思います。
過去から引き継いだものを、現在の我々は未来の人々に伝えるべく、歩み続けるのだと思います。
卵の殻を打ち破るのは、安全領域=コンフォートゾーンが、それで良いのかどうか、自分に投げかけることになります。
恒常性(ホメオスタシス)にどっぷり浸かっている自分自身の殻を破って一歩踏み出せば、もっと違った世界が見えてくるかもしれません。
人生を前に進めて、自己と人生を一致させれば、自分100%で「自分を生きる」ことができると思います。
そういう生き方ができるよう、殻を破って歩き続けたいと思います。
じゃ、また明日!