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私は今、長島龍人氏の著書「お金のいらない国」に興味を持っています。
数年前に初めて読んだのですが、今回もう一度読みたくなって読んでみました。
その時は夢物語としてしか感じなかったのですが、改めて読んでみると、実現可能なような気がしてきました。
お金のいらない国は、今の生活そのままで良いのです。
ただ、そこにはお金が存在しないだけです。
スーパーで買い物をしても、お金を払わなくて良いのです。
家も家賃を払わなくて良いのです。
なぜなら、仕事をしてもお給料がないからです。
映画を見ても、フランス料理を食べても、お金は払いません。
お金の代わりに「ありがとう」を言うだけです。
仕事も忖度する必要はないし、クビになる心配もありません。
もしもクビになったとしても、食べることも住む家も着る服もあるので、何の心配もいりません。
むしろ、自分のやりたい仕事ができて、週休3日にするか4日にするかも自分で決めれば良いだけです。
そういう国になると、金融関係の仕事はなくなるかも知れません。
しかし、就活でたまたま入った金融関係の仕事でなくても、自分がやりたい仕事をすればそれで良いのです。
今、自粛生活で、小売業、中小零細企業、農林水産業、エンターテインメント、サービス業、フリーランス、
アルバイト、学生などすべての人がお金によって苦しんでいます。
人の流れが止まり、お金の流れが止まったからです。
今日もあるテレビ局で大阪の吉村知事が言われていました。
「感染症で守る命」と「経済で守る命」と。
世界中がお金に翻弄され、お金によって命が脅かされています。
世の中で大切なのは、命です。お金ではありません。
お金は交換手段にすぎません。
18世紀後半の産業革命がきっかけで資本主義は生まれました。
人間は、何十年、何百年と資本主義を経験してきました。
そろそろ次の時代に移ってもよいのではないかと思います。
今回のコロナは、資本主義を十分経験したからこそ、地球の資源を食いつぶそうとしている人間に警告してくれているのかも知れません。
よって、そろそろ次の時代に移行する時が来たよと。
夢物語と感じた「お金のない国」は、コロナによって実話として私の中では蘇ってきました。
自粛生活によって、私の中で大切なものが変わってきたような気がします。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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