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努力には2種類あります。直接の努力と間接の努力。
目の前の課題や、今やるべきことを精一杯頑張るのが直接の努力。
物事の準備や頑張るための基礎的な力が間接の努力。
コロナ対策で第二波のために対策を頑張っている大阪の吉村知事は、間接の努力を今していると思います。
吉田松陰の「やむにやまれぬ大和魂」という言葉があるようですが、
本来の努力というのは、やむにやまれぬ身体の奥底から湧き出る素直な心ではないでしょうか。
それは自分の為だとか、自分の感情に左右されるものではありません。
感情よりも理念や目的を優先する腹の括り方が必要だと思います。
よって、努力というのはわざわざするものではなく「気が付けばやっていた」という状態だと思います。
イチローさんのルーチンなどもそうだと思います。
人から見れば、毎日同じ事の繰り返しで「非常に努力をしている」と見えるかも知れませんが、ご本人からすれば、毎日のルーチンを当たり前にやっているだけであって、わざわざ努力をしているというものではない、と思います。
自発的にやっている自然な行動だからこそ、その結果というものが気にならないし、ただ、やりたいからやっているレベルのものだと思います。
よって、現役を引退した今でも続けているのだと思います。
本来あまり努力をしない私ですが、したとしてもその努力は『努力をすること』が目的になってしまい、本来の目的を見失ってしまいます。
よく言われる「練習のための練習」になってしまい、本来の『試合』というものを忘れてしまうのです。
そうなれば無駄な努力にしかならず、結果には繋がりません。
ある投稿者によると、
努力は好きで楽しくても時折とても苦しい時があります。そんな時は、自分の感情に呑まれる時で、価値観を壊す必要がでてくる時です。
そういう時には感情に呑まれていようがいまいが、すぐに気付くために実践を続け、実践を通して感情に打ち克ってその上で平常心を取り戻す、それがすなわち「努力の本質」である。
と言われています。
私など目の前の事をやる直接の努力でさえ、やりたくないという自分の感情に負けてしまいます。
その時は実践を続け、実践を通して感情に打ち克っていくべきだったものを、そこで止まってしまっていたから、いつまでも前に進めなかったのです。
その時の価値観を壊すのは、実践を続けることでしか壊せなかったのです。
努力とは、身体の奥底から湧き出る素直な心そのもの。
感情よりも理念や目的を優先する腹の括り方が必要であり、
実践を通して感情に打ち克って平常心を取り戻す。
そういう努力をしていきたいと思います。
じゃ、また明日!