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学校が休校になってからよく目にするようになったのが、お母さん方からの悩みの投稿です。
「コロナのせいで、子供がダラダラ遊んでばかり。宿題はたまる一方だし、どうしたらいいのでしょうか?」
大人でも、だらだら過ごしてしまい、動くことがないので太ってしまった。というのもよく聞きます。
コロナはその人の習慣を炙りだすようです。
きっと、疲れがたまった休日の過ごし方と同じになるのではないでしょうか。
特に子供は、何も言われなければダラダラと過ごしてしまいます。
そんな中、全く反対の投稿がありました。
お母さんが言われるには、A君は毎日が楽しくてたまらない様子だとか。
学校へ行かない時間分、趣味のけん玉を動画サイトで見て、やり方を研究しながら上達していってる。
また、元々作るのが好きだった工作も、本や動画サイトを参考にしながら色々作っているそうです。
メダカを飼っていて、これも動画サイトで飼い方を調べ、大量の産んだ卵を別の水槽に移し替えて毎日見ているそうです。
今までそれらに興味があったものの限られた時間しかなかったので、今回のように思いっきりそれらに時間を費やすことは初めてだったようです。
よって、けん玉ができるようになれば、お母さんに披露し、工作も出来上がりを見せに来ます。
メダカの観察も時間のある限り見ているそうです。
よって、A君は幸せな気持ちで毎日を送っているので兄弟喧嘩もすることなく、弟にも優しくしているようです。
ダラダラと遊ぶのは、コロナのせい?
楽しい時間を過ごすのは、コロナのおかげ?
どちらもコロナという「原因」は同じなのに、どうして時間の使い方が違ってくるのでしょうか?
私は市川海老蔵さんの子育てが大好きで、毎日blogを見ています。
海老蔵さんは「子供の能力や可能性を伸ばす」という目的を持って、愛情たっぷりに子育てをされているように感じます。
小学校が休校になった途端、二人の子供に其々1日のスケジュールを決めさせ、それを毎日守るようにしています。
お勉強あり、散歩あり、遊びあり、ビデオあり、運動あり、音楽あり、お料理あり、の何でもありです。
最近では二人とも朝起きると自分で抹茶を立てて飲んでいます。
海老蔵さんの習慣なので、子供たちが真似てやり始めたようです。
そして、学校から配られたパソコンで、色々遊んでマスターして行っているようです。
確かにここでも家庭の事情で、長時間パソコンを触れない子供もいると思います。
或いは、学校からまだ支給されていない子供もいると思います。
これもコロナのおかげです。
コロナで休校という同じ原因に対し、結果は其々違うのです。
与えられた時間をどのように使うのかは本人次第です。
最初の投稿のお母さんも、子供のダラダラ遊びをもっと興味を持った遊びに変えてあげれば、子供は自主的に動画サイトで検索するかも知れませんね。
コロナは子供たちに「自分のやりたいことを自分で考えて、自分でやってみる」という宿題を与えてくれているのかも知れません。
じゃ、また明日!