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よく「無知は恥」と言われますが、私のように居直ってしまえば恥でもないかなと思ってしまいます。
最近は自分の無知を素直に認めるようになってきたので、知らないことはパソコンやスマホで調べれば、一応わかる環境にはなっています。
1つ1つを詳しく知るには、関連した本を読んだりもっと専門的な事を調べたりする必要はありますが、全く知らなかったことは、googleで検索すれば説明してくれます。
以前は、何となく知っている、或いは、聞いたことがある、というレベルで放置していたので、中途半端な知り方になっていたのです。
或いは、知ってるつもりが、間違った知識だったりしていました。
それがむしろ自分で自分の足を引っ張っていたのです。
「知らんもんは、知らん!」と居直れば、素直に知りたいことを調べ、正しい知識に接することが出来るのです。
素直に「知る」という事は、何事にもとらわれない心で知ろうとする事だと思います。
自分の感情や知識、先入観にとらわれず、物事をありのままに見ることだと思います。
松下幸之助氏は
「人間は心にとらわれがあると、物事をありのままに見ることが出来ず、その実相、真実の姿を正しく捉えることができない。
それは判断を間違え、行動を過つことになりやすい」と言われています。
自分自身を振り返ってみても、今の政府をみても、自分の利害や感情で見てしまうと、物事をありのままに見ることができないようです。
特別定額給付金の10万円にしてもしかりです。
北海道の東川町では4月30日に10万円が振り込まれました。
これは地元金融機関が申請者の口座に無利子融資の形で振り込み、後で町が本人に代わり10万円を金融機関に返す仕組みです。
担当者は「1日でも早く、給付できるようにしたかった」からです。
確かに大都市に比べて60人位だからできたのかも知れません。
しかし、市町村の長や担当者は、国から言われて動くことは知っていたかもしれませんが、
それ以外の方法もあるかも知れないという事を知らなかったのではないでしょうか。
或いは「自分はじっと命令を待つことしか方法を知らない」という事を、本人が知らないのかも知れません。
大都市は今頃になって窓口が混雑しています。
この混雑はマイナンバーカードの暗証番号忘れなど、予測されていたと思います。
書類は15日以降に発送予定なので、手元に届くのはもっと遅くなりますが、
テレビのニュースによると、インターネット申請の方が、1人1人名前や住所を職員が目で確認するので、非常に時間が掛かるとか。
よって、郵送の書類には名前や住所が印字してあるので職員が目で確認する必要はなく、すぐに処理ができるようです。
全くITを活用できていないのが、日本の現状です。
私はインターネット申請を試みていましたが、この状況を知らなかったので書類で申請する事にしました。
総務省がやたらインターネット申請が早いと言っていた宣伝文句は正しくなかったという事が、わかった次第です。
何事もインターネット処理が速いと思い込んでいるのも、お役所に関しては当てはまらないという事がわかりました。
私はやはり無知でした。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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