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「心理的安全性」という言葉を初めて知りました。
心理的安全性とは「恐怖や不安を感じることなく自分の意見を伝えられる状態をさす」
余談ですが、即座に浮かんだのが「忖度」でした。
「心理的安全性」とは、アメリカGoogle社のリサーチチームが、
”チームのパフォーマンス向上のためには、心理的安全性を高める必要がある”
と、発見・発表して以来、多くの企業が関心を示したようです。
「psychological safety(サイコロジカル・セーフティ)」という英語を和訳した心理学用語で、
より身近な表現として、
「チームの中で自分が自分らしく働いている状態」や
「安心して何でも言い合えるチームだと感じる状態」のようです。
しかし、気を付けなければならないのは、何でも言い合えるからと言って「馴れ合うだけの関係」にならないように注意する必要があります。
心理的安全性が不足していると、4つの不安が引き起こされます。
1.無知だと思われることへの不安が増す
2.無能だと思われることへの不安が増す
3.邪魔をしていると思われることへの不安が増す
4.ネガティブだと思われることへの不安が増す
反対に、心理的安全性が保障される効果としては、
1.自分らしく働けるようになるので、一人1人の思考やビジョンが明確化され、
  建設的な議論ができたりするようになる。
2.心に余裕が生まれることで個人やチームのパフォーマンス向上に繋がり、
  愛社精神や一緒に働く仲間への愛着が生まれる。
  また、将来に向けたビジョンが描けるようになる。
心理的安全性を測る基本的な考え方は、
「自分自身はチームのことをどのように感じているか」と、
「チームのメンバーはどのような状況か」という考え方です。
これは「効果的なチームとは何か」というリサーチの中で発見されたようですが、
「企業にとっての効果」と「企業で働くメンバーにとっての効果」の2つの効果がもたらされるようです。
私は、これは企業に限らずグループに於いても当てはまることではないかと思います。
先に挙げた4つの不安は、私などいつも持ち合わせています。
しかし、それは自分の思い込みの部分もあるかと思います。
よって、心理的安全性を測る基本的な考え方を、自分が正しく理解し、チームとしてどうかかわって行けばよいのかを自らに確認することによって、建設的な効果をもたらすことが出来るのではないかと思います。
思うだけでは前に進まないので、建設的な効果がもたらされるよう、自分次第という事で心理的安全性を確保したいと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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