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今日も、テレビはコロナウイルスの事ばかりです。
見れば見るほど、腹が立ってきます。
何に腹が立つかと言えば、他人事のようしか捉えられない国会議員の在り方です。
コロナのPCR検査については、世界中から日本の検査数が少な過ぎると言われています。
確かに桁違いに少ないです。
最初のPCR検査に向けた相談センターへの相談の目安は、
「37.5度以上の発熱が4日以上続いた場合」「強いだるさや、息苦しさがある」など、示してきました。
しかし、それに従って、手遅れになった方も多いと思います。
それに対し、加藤勝信厚生労働大臣は、5月8日夜、記者会見し、
「目安という事が、相談とかあるいは受診の1つの基準のように捉えられた。
我々から見れば誤解でありますけれど・・・」と。
そうでなるならば、現場の医師や保健所職員、家族・本人が、今までずっと誤解をし続けていたようです。
安倍首相は、4月6日に感染を調べるPCR検査の1日の実施数を現在の倍の2万件に増やすと表明しました。
また、重症者の治療に使う人口呼吸器について「1万5千台を確保するとともに、さらに増産する」と語りました。
加藤勝信厚生労働大臣は、4月5日に「人口呼吸器は3日時点で8000台が使用可能」と話していました。
1カ月たった今でも、PCR検査は目標の半分の1日1万件にも届いていません。
そこでまた、加藤勝信厚生労働大臣から「PCR検査を2万件やるとは申し上げていない」
「今ある能力は1.5万件ですから、その能力を2万件に上げるための予算は支援する」と。
安倍首相や加藤勝信厚生労働大臣の答弁を聞いていると、日本のコロナの実情をどうとらえているのか、
自分たちの一言一言が医療現場にどのような現実をもたらしているのか、全く想像がついていないのだと思います。
私は自分の事は棚に上げて言わせてもらうと、
コロナの問題を把握できていないというのが実情だと思います。
そして、数字が出てきても、その数字は何を意味しているのかも分かっていないと思います。
全てすり替えの答弁を平気で言えるという事は、コロナは他人事であって自分事ではないということです。
今、国会議員がやらなければならないのは、この現状をどう打開していくのか、命にかかわるお金をどう出していくのか。
それを必死で考える時だと思います。
それを、自分たちから見れば誤解だと思うのであれば、その誤解を解いて現状を打開していくのが仕事ではないのでしょうか。
そういう寝ぼけた仕事しかできないのなら、国会議員は1年間無給にしなければ誤解は解けないし、現状を理解できないと思います。
この温度差は一体何なのかと思います。
今回、特に感じたのは、国のリーダーとなるべき人は、やはり考えられる若い年代でないと、務まらないのが証明されたようです。
ネット授業にしろ、何一つ手立てを打てない人達がなぜ国の仕事をしているのか、人の命をおろそかにできるのか。
他人事で仕事をし、平気で給料をもらって何も感じないその文化を変える時が来たと思います。
時代は変わらざるを得ないと思います。
じゃ、また明日!