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二者択一とは、2つの物事のうち、どちらか1つを選ぶこと。
共存とは、2つ以上のものが一緒に生存したり存在したりすること。(スーパー大辞林)
普段の生活に於いては「白か黒か」「AかBか」と、どちらか一方を選択する必要に迫られます。
その時「どちらも」であれば、中途半端になって結果がでないからです。
私の反省として、今まで二者択一の場合でも「ただ何となくそう思うから」で決めていましたが、
選択するためには表面だけではなく、それぞれに深く見えない部分まで広げて理解する必要があると思いました。
なぜ「B」ではなくて「A」でなくてはならないのか。
そこには、人を説得できるだけの明確な理由が必要で、それが説明できなければ自分自身も理解できていないということになります。
しかし、コロナウイルスに於いては正解がないようです。
外国に於いては感染者が増えないようにロックダウン(都市封鎖)が行われました。
日本はロックダウンはしませんでした。というより、日本の法律ではできないようです。
コロナウイルスを感染させない為には、ロックダウンして人との接触を断ち切り、ステイホームで家にじっと閉じ籠っているのが一番の方法です。
しかし、それによる影響が経済活動です。
経済の流れが止まり、失業・倒産・あって欲しくない自殺が出始めます。
コロナウイルスか経済活動か。
早く収束させるためには、二者択一を徹底すると早く収束できます。
その場合は、外出自粛で3蜜(密閉・密集・密接)を避けることです。
国はその方向を選択しました。
しかし、公務員のように給料が出る立場でない人は、死活問題になっています。
それを何とかしようとしたのが、大阪の吉村府知事だと思います。
「コロナ:経済活動」 の二者択一ではなく、
「コロナで亡くなる命:経済活動で亡くなる命」の「どちらの命も守る」選択です。
そこには責任と義務を果たさなければ成り立たないという考えがあります。
「どちらの命も守る」という考えから、大阪モデルが発表されましたが、
これは「コロナ:経済活動」の「共存」ではないかと思います。
ネットでは「afterコロナはどうなるか」と論じられるようになっていますが、
私はafterコロナではなく、withコロナだと思います。
コロナが収束しても、経済はコロナ以前には戻れません。
それを解決するには、長期的に考えてwithコロナで対処していくしかないと思います。
コロナの感染を抑えつつ、経済活動を少しずつ開放していく。
それを「見える化」した大阪の「青・黄・赤」ライトはわかりやすいし、想いを1つにしやすいと思います。
これが結果的に成功すれば、人間は地球との共存が出来る方向に向くのではないかと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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