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コロナには色々名前がございまして、アフターコロナ、ウイズコロナ、そして本日はポストコロナ。
それだけ国民に関心を持たれているという事でしょうか。
神戸情報大学大学院大学教授の山中俊之氏が、ポストコロナに起こる5大変化を言われています。
<ポストコロナの地殻変動>
国際関係:世界の連帯重視
政 治:政府の強大化
経 済:フリーランスなど独立請負人によるギグエコノミーの台頭
都 市:大都市集中密集の回避≒田園都市の時代へ
志 向:(価値観)簡素・静謐・利他など精神的価値や芸術重視
私も思っていたのは「世界の連帯」「フリーランスなど独立請負人によるギグエコノミー」「利他などの精神的価値」です。
特に5番目の価値観の変動は、SNSの発達により、国民一人1人の意見が言いやすくなったことです。
一般国民が議員さんや知事・市長に直接SNSで意見が言えるようになりました。
今迄、知事や市長に直接意見するなんて・・・。と思われていたことが、直接伝えることが出来るようになりました。
しかも、一方通行ではなく、返事が返ってきたりして双方向の関係です。
やはり、相手を身近に感じます。
価値観の変化としては、自粛生活で、何が本当に必要なものなのか。
と、個々人が見つめたことによって、無駄というものを認識できたのではないかと思います。
そして、少しでも何かの無駄を感じたならば、目指す方向は「簡素」になって来ます。
いらないものをそぎ落とせば、そこには利他の心が芽生えてくると思います。
何かのお役に立ちたい、誰かのお役に立ちたいという気持ちを持った人が、どんどん増えて行っているような気もします。
「フリーランスなど独立請負人によるギグエコノミーの台頭は、感染症や戦争、恐慌などが起こった時、
その苦境が経済構造の下の方の人々の課題を浮き彫りにして、その力を強める方向に働くことが多い。」
と山中氏も言われるように、今回も零細企業、個人商店、フリーランスなど、明日をも困る状況の方々にも救いの手が差し伸べられようとしています。
今回のコロナによる緊急事態宣言によって、逆に忙しくなって人手が足りない所も出てきています。
そういう所が、今後独立請負人によって活用されていくと思います。
幸せは、何かの役に立つ、誰かの役に立つ、という事から、感じられると思います。
アフターコロナでもウイズコロナでもポストコロナでも、
何れにせよ、コロナが去った後は、大きく価値観が変わると思います。
利益追求の価値観から、共存の価値観へ、是非、変わっていって欲しいものです。
じゃ、また明日!