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「ブーメランの法則」というのがあります。
「自分の行ないは全て自分に戻ってくる」というものです。
これと同じようなのが、
「因果応報」
過去の行為の善悪(原因)に応じて、現在の果報(結果)がある。
現在の行為(原因)に応じて未来の果報(結果)が生じる。
「過去にあったことを知りたければ現在を見なさい。未来に起こることを知りたければ現在を見なさい」ということです。
「自業自得」
自ら行った善悪の行為によって、本人自身がその報いを受けること。
自分の吐いた言葉は自分に戻ってくるし、自分の行なった行動は全て自分に跳ね返ってくる、というもの。
よって、今回のコロナは人々がお金によって豊かになったことに対して、疑問を呈しているように思います。
戦後世界が復興していき、どんどん高度成長で産業が発達してきました。
その中心は、地球の資源を湯水のように使い、お金儲けの目的で発展してきました。
しかし、ある時期を過ぎれば、貧富の差が余計に広がってきました。
今、それが地球に跳ね返ってきているような気がします。
1945年の終戦から75年、そろそろ地球の意味、在り方を考える時期に来たのではないでしょうか。
日本は毎年750万人分の食事を賄えるほどの「食品ロス」を出しています。(「22世紀を生きる君へ」2019年より)
今、日本では「子供食堂」「大人食堂」が必要に迫られて増えて行っています。
毎年の食品ロスで十分賄えるはずなのに、です。
世界の食品ロスを合わせると、損害額は84兆円(2019年)
国連発表では、食料不足の国は34か国(27ヵ国アフリカ 7ヵ国アジア)(2016.10.03~2020.05.04)
同じ地球の中で飢えや病気で亡くなる子供もいれば、食べられるはずの物が時間と共にどんどん捨てられていく。
自然の恵みによって与えられたものが、容赦なくゴミ箱に運ばれる。
これらは全て人間の判断の結果です。
豊かさとは、食べられるものを捨てることでしょうか。
豊かさとは、貧しい人々を見捨てることでしょうか。
この状況を見て、人類はどの方向に行くのか、コロナに問われているような気がします。
コロナがもう少し収まった時、経済・産業活動はどのように人類に向かってくるのでしょうか。
豊かさや幸せというものを考え直す時期に来ていると思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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