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緊急事態宣言が1カ月延びました。
アフターコロナを夢見ていましたが、そうはいかずウイズコロナになりそうです。
今日も大阪の吉村洋文知事がテレビで話していましたが、説得力がありました。
「経済か命か」「保証なしの自粛要請」なのか。
吉村知事は、以前から「緊急事態宣言の休業要請と保証はセットである」と言われていました。
今回の緊急事態宣言1カ月延期ならば、当然、保証もされなければ命を絶つ人も出てくると思います。
皆さん4月の1カ月を何とか持たせるのに精いっぱいです。
それをもう1カ月保証なしでは、潰れるしかないのです。
お店は「これ以上、維持できないからお店を閉めます」と。
中小零細企業は倒産。
吉村知事は「経済も命も救いたい」との意向でした。
本来は、国が緊急事態宣言を1カ月延期するなら、当然保証も延期分用意するのが当たり前だと思います。
よって、国が補償しないのであれば、大阪府(大阪市)として考えているようです。
先を見越しての「プランB」です。
いろいろな可能性を考え、AがダメならB、BがダメならCと、次々と手を打てるのです。
次の手を打てるかどうかがリーダーの出来・不出来の評価に繋がっているようです。
なぜなら、その手の打ち方でニュージーランドやニューヨーク州などは段階的に緩和されて行っているからです。
コロナが長期化するのであるなら、それなりの「プランB」は必要だと思います。
そして、それらがコロナだけにかかわらず、震災や豪雨などの対処の仕方にも繋がって行くと思います。
今、企業の方でも方向転換しつつあるように思います。
シャープがマスクを、ANAが防護服をと次々に本業とは違うものに力を注いでいます。
必要に迫られて作ったもの、防衛策として作ったもの、これらが新しい時代のビジネスモデルとなるかもしれません。
アフターコロナであれば、コロナが収束した時には、元の事業内容に戻ると思います。
しかし、ウイズコロナであれば、もう元には戻らず、災害モードでやれるものに挑戦している所もあるようです。
自社の材料で作れるもの、コロナによって気付かされたもの。
「転んでも ただでは起きない」精神で、現状のコロナから、智恵を絞り新たなビジネスモデルを構築するかもしれません。
私も頭を入れ替えて、このままズルズルと行くなら、せっかくのチャンスを逃しそうなので、
ウイズコロナでいつも「プランB」が考えられるようにしたいです。
じゃ、また明日!