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新しいことを「考える」ための最初のステップは、情報収集(インプット)から始めると言われます。
インプットするには、次の2つが必要です。
①テーマを決める(何を調べるか?)
②情報を収集する(どうやって調べるか?)
一見簡単そうに見えるこの問いに対し、あまり深く考えもせず、いつもと同じやり方で何となく決めていました。
しかし、平凡な問いからは、平凡な発見しか生まれません。
しかも、何も考えずに「必要なものを相手に直接聞いてしまう」という愚かな甘えを犯していました。
相手に欲しい答えを直接聞いたところで、聞きたい答えは返ってきません。
なぜなら、聞きたい答えは自分の深層真理の部分に眠っているからです。
よって、自分の無意識領域にこそ、答えは存在しています。
そこで大切になってくるのがインプットの「問い」です。
今までのありきたりの「問い」ではなく、無意識領域を引き出す新しい「問い」です。
「知っているつもりだけれど、実は知らないことはないのか?」
「当たり前のように使っているけど、他の人たちにとってはどうなのか?」
「何時もと同じ方法で調べて分かった気になっていないか?」
(東大教養学部「考える力」の教室 ニュースより)
今までの自分のインプットのやり方を疑い、新たな「問い」を考えるつもりでテーマを決め、
情報を収集し直す必要があるのではないかと思いました。
今まではただ材料を並べ替えただけで、わかったつもりになり、それを語っていただけに過ぎません。
それは良質なインプットとは掛け離れたものであり、インプットとは言えないものでした。
良質なインプットと同時に「問い」も非常に大切だと思った次第です。
じゃ、また!