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世の中が変わる時は、世代交代をして若い人が前に出てきた時だと思います。
なぜなら、スピード感があって、決断が速いからです。
そしてそれは、結果に影響するからです。
コロナウイルス対策に関しても、テレビで見る機会が多いので私がそう思うのかもしれませんが、
最初に感染者数が増えてきた北海道。
独自で緊急事態宣言を決めたのが2月28日。
3月19日までとし、収束したので19日で緊急事態宣言は終了。
早くに決断し行動に移したのが、鈴木直道知事39歳。
東京に次いで急速に感染が拡大して行っているのが、大阪府。
医療崩壊の前にホテルなど、個室を貸してくれる所に呼び掛けて確保したのが、吉村洋文知事44歳。
このお二人は知事の年齢の若い順の1番と2番です。
お二人とも情報把握が早く、決断・実行にスピード感があります。
色々な条件があるので一概には言えませんが、全国の知事さんの年齢を見ていると、大阪以外の40歳代の県は感染者数が少ないです。
パラダイムを「ある時代に共有された常識」と捉えるならば、私のようにその常識に長く囚われていればいるほど、新しい考えに切り替えるには時間が掛かります。
反対に年齢が若ければ、伝統的ルールや常識に縛られることなく、外の考え、新しい発想で考えようとします。
今回のコロナウイルスの場合、感染を防ぐには思いきって2週間外出禁止令を出せば、感染する可能性はないので収束に向かうと思います。
しかし、経済社会のことを考えたり、発令すれば保証というものが絡んでくるため、どうしても後手後手の判断しかできなくなるのだと思います。
私の偏見ですが、若い世代は先ず、コロナウイルスの感染を防いで市民を守ることを第一に考えています。
古い世代は、保証となれば各県でそんな財政がないので、発令ではなく、お願いという形で責任は市民にあるとしています。
保証は県ごとだと考えるから、財政がないので無理、という考えに陥るのであって、優先順位は何なのかと考えることが第一だと思います。
AIが発達してくれば、色々な環境も変わってきます。
今迄の競争相手も、ガラリと変わってくると思います。
今迄、他者の商品がライバルだと思い、それより良い商品を作るのが第一でした。
しかし、商品そのものが変わって行くのです。
携帯電話にしても、電線不要のワイヤレスフォンから、小型のアンテナ付きのPHS、そこから2つ折りのガラケーと呼ばれる携帯電話になり、
今やスマートフォンです。しかも、機能が電話だけではなく、カメラやインターネット、お財布携帯と言われるようになりました。
他社のガラケーがライバルだと思っていたら、突如相手はスマホに変身しているのです。
携帯の世界を変えて行ったのも、若い世代からです。
古い世代の人にはその発想自体がなかなか理解できません。
政治の世界にしろ、経済の世界にしろ、色々な世界でパラダイムシフトが起こりそうな気配を感じます。
今回のコロナウイルスのことでテレワークにならざるを得なくなりました。
コロナウイルスが治まっても、働き方は以前に戻らないような気がします。
学校教育もAIがかなり入り込んでくると思います。
お店も、今、必死になって生き残ることを考えている人々が、お店の在り方を変えるかもしれません。
あらゆる所での世代交代がもたらすパラダイム変換。
これからどんな世の中になるのか、楽しみでなりません。
じゃ、また明日!