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最近「SDGs」(Sustainable Development Goals」(エスディージーズ)という言葉を聞くようになってきました。
2015年9月の国連サミットで「持続可能でよりよい世界を目指す国際目標」が採択され、
2030年までの達成目標です。
「貧困をなくそう」「飢餓ゼロ」「人や国の不平等をなくそう」「平和と公正をすべての人に」など、
17の大きな目標と、それらを達成するために169の具体的目標(ターゲット)を定めています。
日本では、16年に首相を本部長とするSDGs推進本部を設置し、全省庁で取り組むことになったようです。
関西でも、兵庫県や神戸市などの自治体や企業などによる「関西SDGsプラットフォーム」が15年に結成され、
シンポジウムを開くなど、産官学が一体となって運動を展開しています。
私が知らなかっただけで、企業や高校生、大学生も活動しているようです。
今回のコロナウイルスのように、現在は地球規模の発想です。
「地球上の誰一人として取り残さない」考え方が当たり前になっていくのが、うれしい目標です。
今、日本でも新型コロナ特別措置法に基づく緊急事態宣言が発出され、本当に明日の生活に困っている人もいます。
お店の人は、家賃も払えないのでお店を続けることが出来ない、とか、生活費が底を突いて明日をも心配だとか。
それが現実なのです。
1カ月だけの我慢なら、何とかできます。
しかし、先の見えない不安は生きる意欲さえ奪ってしまいます。
このSDGsが「よりよい世界の実現」ならば、1人でもコロナウイルスの感染者を防ぎ、
それによって生活を奪われた人々を、誰一人取り残さないようにするのが、世界目標ではないでしょうか。
「SDGs17の目標」
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに
8.働き甲斐も 経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう
これらが本当に2030年までに実現できれば、1人一人にとって、もっと住みやすい世の中になると思います。
社会の二極化がコロナウイルスによって、より鮮明になってきたような気がします。
コロナウイルスが落ち着いた頃には「地球上の誰一人として取り残さない」世界に方向転換していくと信じています。
地球温暖化により、異常気候が毎年のように自然や人々を破壊しています。
近い将来、日本でも大地震が起こる可能性大です。
そうなれば、益々誰一人として取り残さない社会になっていなければ、人々は幸せになることはできません。
選挙にしろ、何にしろ、すべては1人一人の選択にかかってくると思います。
「SDGs17」は、私に真剣に生きることを気づかせてくれたように思います。
じゃ、また明日!