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「自立」というと「経済的に自立している」とか「精神的に自立している」とかのレベルでしか考えていませんでした。
これをもう一歩踏み込んで考えると、
「経済的自立」とは、自分で稼いで自分の生計を立てられること。と思っていました。
しかし、それだけではダメで、その生計を立てる現実的手立ての選択肢を複数持っておかないと、経済的自立にならないようです。
今回のコロナウイルスでわかるように、どこかに勤めていようが、お店を開いていようが、何か事業をしていようが、世の中の経済が狂い始めると、今までの自分の経済的自立であったものが、崩れてしまいます。
そのためには、たった1つの所からの収入だけではなく、その他の収入も考えておく必要があると思います。
趣味の世界でお金が入って来たり、お給料やお店の売り上げ以外でお金が入ってくる自分のシステムを作っておいた方が、いざという時に現実的な選択が複数あり、より経済的自立に繋がると思います。
「精神的自立」は自分の意志と責任で、自分の生き方・在り方を決める。ということです。
会社勤めであったり起業や商い等、いずれにしても「こんなはずじゃなかった」とか「○○さえなければ」とか、責任を自分以外に考えてしまうと、その段階で精神的に自立ができていないということになります。
自分が主体的に責任をもって行動する。
それが第三者に認められた時に初めて、精神的に完全自立が出来たことになるのではないでしょうか。
つまり「自分の思ったように生きる」とか「自分を生きる」ということは、経済的にも精神的にも「自分の自由意志に従って生きる」ということであり、
その為には、経済的にも精神的にも、自分で責任をもって自分をコントロールし、行動を起こす。と、いうことになるのです。
仕事をしていて「経済的自立」はできていても、いつも不満があったり愚痴をいう状態では、自立できているとはいえません。
反対に「精神的自立」は立派にできているのに、経済的に親から仕送りをもらわなければならない状態も、自立できているとはいえません。
この「経済的自立」と「精神的自立」の両方があって初めて、「自己実現」が出来るのだと思います。
結局は「自分の思い通りに生きる」ためには「経済的自立」と「精神的自立」の2つが、自己実現の必要不可欠な条件のようです。
この段階で、自分の自立を考えてみた場合、精神的自立に行き着くには、まだまだ時間がかかりそうです。
自分の想いとそれ以上の行動力がなければ、精神的自立は難しいようです。
私も、もっともっと考える必要があります。
じゃ、また明日!