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連日テレビではコロナウイルスのニュースばかりです。
「外出を控えるように」とのことなので、余計にテレビのニュースが目に入り、気分が滅入ってしまいます。
卒業式も中止か縮小です。
そういう理由もあるのか、今日は購読しているメルマガもコロナ関係の投稿が重なりました。
あるメルマガでは「全国の小・中・高等学校または特別支援学校の休校」について触れられていました。
そもそも感染予防のはずだった「休校対策」。
文科省の萩生田大臣は会見で「国民全体で感染拡大防止意欲が高まっている」とか言われたそうで・・・。
しかし、子供たちはストレスが溜まり、結果的に街に繰り出したり、学校の先生も「遊びに行ってもいい」と言われたとか。
テレビでも公園なら構わないと言っていました。
「休校という1つの行動を規制しただけでは感染対策にはならない」と、著者は言われています。
私も同感で、近所の閉鎖されていたゲームセンターが先日再開された途端、子供たちが集まっていました。
別の方のメルマガによると、本来の「危機管理」とは、危機が発生する前の「リスクマネジメント」と、
危機が発生した後の「クライシスマネジメント」の両者を合わせて「危機管理」だとか。
よって「想定されるリスクを事前に管理し、リスクの発生による損失を回避し、不利益を最小限に抑える」ことであると。
そして、リスクマネジメントのプロセスを書かれていました。
1.把握する → 情報を集めリスクを発見する
2.分析する → リスクのレベルを分析する
3.評価する → リスク対応の優先度を決定する
4.対処する → 対策を立案する
5.実行する → 対策を実行する
6.再評価する
そこが曖昧だと、いくら「休校対策」を取ってみても、感染予防がどれくらい確実にできるのか疑問です。
トップの人はどこまで考えて、指示を出しているのか。
どこまで現場の実情を把握しているのか。
それによって結果は大きく違ってくると思います。
再評価するというのは、指示を出したトップの人が、その指示がどの程度功を成しえているのか、
それを確認して、初めて「国民全体で感染拡大防止意欲が高まっている」という言葉が出てくると思うのです。
対処した段階だけでは、この言葉は無責任に言ってはいけない言葉だと思います。
この段階だと、まったく成長していない私と同じレベルのような気がします。
改めて自分自身に気付かされたようで、ありがたい教訓でした。
じゃ、また明日!