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最近は今迄になかった職業が仕事として収入源になることがあります。
「レンタル何もしない人」が話題になって本が出版されていると思ったら、
今回初めて知った、プロ奢ラレヤー氏も「嫌なこと、全部やめても生きられる」という本を出版されています。
こういう本が売れているということは、世の中の価値観が多様化されて、少し生きられやすくなったのかなと思います。
プロ奢ラレヤー氏は、ヨーロッパをほぼカネなしで3カ月ほど回った時の話をする代わりに、メシを奢られるという生活を3年ほどやっているとか。
話に興味を持った人が「あいつにメシ奢れば会えるし、面白いよ」ということになり、『友達の友達の友達』という人が増えて行った。
それで奢りに来た人の話も面白可笑しくツイートしたら、フォロワー数も増え、奢り依頼の数も増えていき、いつの間にか『プロ奢ラレヤー』になったとか。
そうするとツイートして欲しくない人も出てきたので、今度は有料メルマガを配信し始めてそうこうしているうちに、出版社の人がやってきて「本を出しませんか?」ということになったとか。
自分の経験・体験を話すことから始まり、本を出すことにまで発展したという流れです。
また、ホームレス芸人の小谷真理(まこと)さんは「何でも屋」を始め、自分の1日を50円で売るという日常を送っています。
この方の事はTVで見た記憶があります。
1日草むしり、引っ越しの手伝い、飲食店の皿洗い。
どれもたった50円で1日中やれば、依頼人は感謝してお昼も出したくなるし、夕食にも誘いたくなります。
「感謝」が「信用」となり、小谷氏がクラウドファンディングをやった時は、いつも予定のお金を上回って集まるとか。
プロ奢ラレヤー氏も小谷真理氏も、冒頭のレンタル何もしない人も、しがらみや執着から離れ、自分の損得を考えずに、頼まれたことを気負わずに引き受けるだけ。
自分の時間を人にゆだね切った時、そこには「感謝」と「信用」が生まれるのだと思います。
私は人間関係というものは大切にしたい方ですが、人間関係というのは「信頼」だと思っています。
「信頼」は「信用」を得てから、発展するものだと思います。
相手の「言動」「行動」「結果」によって「信頼」が積み上げられていくものだと思います。
それが、約束を破ったり、嘘をついたり、本音で向き合わなかったり、不誠実であったりした時には、脆くも崩れてしまいます。
それは相手に対してだけではなく、反対に見れば、自分自身にも言えることです。
お互い相手に対して誠実に向き合い続けないと、信頼関係は成り立たないものだと思います。
それと同時に「自分の人生はすべて自己責任である」という「自分軸」を持っていないと、
相手に対して「依存」したり「自分の都合の良い期待」をしてしまいます。
私など「自分軸」を持っていないので、相手から信頼されないばかりか、都合よく利用されることが多々あります。
これも「自己責任」ということになるのだと思います。
今回、それぞれ職業として成り立たせている人達の事を知った今、
私が思い描いている人間関係は、先ずは「信用」からの出発だと思いました。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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