タグ:
「自分の在りかた」=自分はどんな人間でいたいかを明確にするのは、大切なことだと思います。
なぜなら、その「在りかた」が自分の思考や行動の源になると思うからです。
理想の自分がいれば、いつもその理想の自分を基準に物事を考えることが出来ます。
しかし、理想の自分がいなければ、その場限りの考え方になってしまうことがしばしばあります。
言動も筋が通っていなく、ブレブレになります。
服装選びに例えると、その都度出掛ける場所や目的によって自分の好みの服を選んでいると思います。
しかし、自分のクローゼットの中は自分の好みの服である程度統一されていると思います。
シンプルなすっきりした服装が好きな人は、シンプルな形のもので、
可愛い服が好きな人は、フリルのついた可愛い服が多いと思います。
それと同じで、自分の人生に於いても、自分の判断基準となる「理想の自分」というものがあるなずです。
それを意識することなく、日々目の前の事に流されていると、ブレブレの自分の足跡が残るだけです。
私は服装で言えば、カッターシャツが好きなので、カッターシャツは多く持っています。
しかし「自分の在り方」となると、どういう在り方が好きなのか考えたことがありません。
よって「自分は何を選んだら良いかわからない」という、事になるのだと思います。
自分の理想の生き方、好きな生き方、つまりは「自分の在り方」を自分で持っておく必要があると思います。
自分はどういうものの見方、考え方をしようとしているのか。
その見方、考え方に沿って、目の前にあるものを見ようとしているのか。
口癖は「でも」「だって」になっていないだろうか。
理想の口癖は何なのだろうか。
私は何かあった時はすぐに「原因は何か?」と原因を探ろうとしていました。
なぜなら、原因がわからないと、再発を防げないからです。
しかし、そうではなく「この問題を解決するにはどうすればよいだろうか」と、
解決の方向には考えていなかったのではないだろうか。
或いは「こうなったのも、あの人のせいだ」と、人のせいにばかりしていなかっただろうか。
これらの考え方が、私の理想とする考え方だったのだろうか。
そうでないならば、私は「自分の在り方」というものを、まったく考えていなかったことになります。
自分の在り方、自分の生き方に信念を持っている人は、どの角度から見ても一貫した生き方をしておられます。
「自分の在り方」が定まっていないのなら「自分の在り方」というものを、じっくり考えてみたいと思います。
じゃ、また明日!