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私は普段滅多に泣かないのですが、ドキュメントTVを見たり映画を見ると、すぐに涙が溢れます。
涙が出る時は、自分に何か感じるものがあった時だと思います。
自分の心に何か共感するものであったり、心に刺さるものがあるときに涙は溢れ出てきます。
その感情は様々です。喜怒哀楽があります。
感動の涙、喜びの涙、悔し涙、絶望の涙、罪の意識の涙、etc。
どの涙であったとしても、それはその時の自分の感情が涙という手段を使って、自分の外に吐き出されているのだと思います。
普段、人前では絶対に泣かない人でも、自分1人になれば涙を流す時はあると思います。
逆に言うと、自分の感情を封じ込めてしまうと、それこそ精神的バランスが取れなくなってしまいます。
様々な条件の中で、素直になれなかった自分が、初めて自分の本姓に立ち戻った時に涙は自然と出てくるのだと思います。
よって涙は、自分を清める浄化作用だと思います。
涙には、言葉以上の真実があると思います。
涙が出る時は、自分が自分に素直になれた証だと思います。
ポジティブな感情は、カラオケやスポーツで憂さ晴らしが出来ます。
しかし、ネガティブな感情は、憂さ晴らしをする気さえなく、閉じこもってしまいます。
そんな時、自分の本性に立ち返ることが出来れば、自分の心が安らいでいくと思います。
人は本来、みんな優しさを持っています。
その時、自分を救ってくれるのが涙です。
試合で負けて悔しかったり、自分の思っていた事と違う結果になったり。
そういう時は、素直に、練習していなかった自分を悔やんだり、甘い考えであった自分を悔やんだりして、
素直に自分の事を見つめることが出来ます。
素直に自分の事を見つめることが出来なければ、人を疑ったり、冷たくしたり、すねたり、いじわるしたり、謝れなかったりします。
そして、感情をすべて吐き出したとき「さぁ、また頑張ろう!」と明日に向かうことが出来るのです。
涙で自分を清め、余計な感情を洗い流してリセットし、明日に向かう。
大人になってからのそういう涙は、自分が素直になるための、大切な1つのアイテムかもしれませんね。
じゃ、また明日!