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人間は十人十色なので、思いもよらないことを聞く人がいます。
私の場合、いつも思いもよらない質問や感想を言う側の方ですが・・・。
かなり前になりますが、ある方が書いた文章に「どうですか?」と感想を聞かれたことがありました。
私は句読点をよく注意されていたので、その方がいつも注意されていることが文章にあったので、「なぜ?」と思い、その部分を聞きました。
その時はその質問を流されてしまいましたが、本日あるblogで同じことが書かれていました。
blogでは「それを感想というのだろうか・・・」と。
確かに感想を聞かれているのに、誤字脱字や本の値段のことを話すのは、相手の質問に対してちゃんと答えていないということになります。
しかし、blogの著者は「相手はなぜそのように考えるのだろう」と疑問を持ち、新しい研究課題の発見だと捉えました。
バカげた意見かもしれないが、本当にばかげているかどうかは、その時点ではわからない。
もしかしたら、自分自身が勘違いをしているのかもしれない。
この「もしかしたら」が相手の話を一度は真剣に聞くことにもなる、と。
そうなると、とっぴな意見を言う人の発想のもとを知りたいと思うようになり、相手の「心の構造」に関心を寄せるようになりました。
著者は「心の構造は、癖のようなものです」と書かれています。
それを知ることは、相手を理解する手掛かりになる、と。
私は現時点では、癖=習慣だと思っています。
よって、心の習慣は思考の習慣でもあると思うので、相手を理解するには重要な部分だと思います。
表面的な言葉や態度に表れていない背後には、その人なりの何らかの理由や事情があるはずだと思います。
だからこそ、相手の心に関心を持って「なぜそう思うのか?」を同時に考えていく必要があるのではないかと思います。
自分と価値観や感覚の違う人は、時として宇宙人に見えたりもします。
しかしそれは相手から見ても同じことで、こちらを宇宙人だと思っていると思います。
だったら、宇宙人の心に関心を持てば、新しい発見ができ、自分の世界も広がるのではないかと思った次第です。
じゃ、また明日!