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自分を少しでも良くしようと思うと、セミナーや講演を聞きに行きます。

セミナーや講演を聞きに行けば「自分はセミナーを聞きに行った」と行動を起こしたような気になります。
しかし、本当の行動は聞きに行ったという「インプット」ではなく「その内容を、どのように自分に置き換え、それを実行したか」という「アウトプット」の行動のことなのです。
「アウトプット」の行動をするから、結果が伴うのです。
「インプット」だけでは、結果も何も出ません。
自分をよくする、変える、ということは、自分が「変化した」という結果に結びつかなければ、行動したことにはならないのです。
ニューヨーク在住の方が『日本との違いを一番感じたのは、人々の「インプット」と「アウトプット」のバランスであった」と書かれています。
日本は情報が必要以上に溢れ、望む望まないに関わらず、あらゆる知識、教養がインプットされていく。
国民全体が一定の教育を身に付けていて、それは世界に誇れることだけれども、
情報の海を泳いでいるつもりが、いつしか、その情報に溺れてしまっている。
世界では、とんでもない(愛すべき)バカに会うことがあるが、日本ではなかなか出会えない。
日本人の多くが今「インプット」のし過ぎなんじゃないかとさえ感じてしまう。
それだけ頑張って得た知識や人脈を、いつ、どこで使うのか。
知識と行動というアウトプットは本来、表裏一体のもの。
世界はもっと、行動しています。
と書かれていました。
著者が懸念するのは、インターネットの発達以降、世界の流れはどんどん加速しています。
インプットしすぎているうちにチャンスは流れて行ってしまっている、ということです。
最近、私の知る限りでも、今外国で流行っているものが、実はやり始めたのは日本の方が先だったというようなことがあります。
慎重に事を運んでいるうちに、外国の「まずは、やっちゃおうぜ!」に追い抜かされている感じです。
日本でも、サントリーの創業者である鳥井信治郎氏の「やってみなはれ」という言葉があります。
行動をしてみなければ、その結果さえもわかりません。
「インプット行動」ではなく「アウトプット行動」でないと、先には進めないということです。
私など、インプットの自信がないから、アウトプットができないと思っていますが、自信がつくまで動かないでいたら、取り残されているということがわかっていなかったようです。
どれだけわかっていないのかを知るためにも「アウトプット行動」が必要なようです。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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