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私が尊敬しているシェフの今年のテーマは「情熱」。

今年に限らずシェフは昨年も情熱を持ってお料理を創って下さいました。
辞書では「情熱」:ある物事に対して激しく高まった気持ち。
とあります。
しかし、ある方の記事では、
先が見えない苦しさ故に「もうやめようかな」と思っても、一歩踏み止まり、前に進むエネルギーの原動力となるのが「情熱」
と、書かれていました。
 
私も情熱は「高まった気持ち」以上に「前に進むエネルギーの原動力となるもの」だと思います。
私はいつもシェフに前もって「お題」を出します。
シェフはそこから予約をしている日まで電車の中でもどこでも、ずーっと「どうしたら頭の中にある事を、実現できるか」と考え続けていると思います。
自分の判断基準で見つけた「本気で価値があると思える事」にとことん向き合い、それを実際に試してみて、
自分が納得のいくまで何回も何回も試行錯誤を繰り返し、一品一品完成させて下さいます。
これは自分の納得のいく料理が出来るまで「アイデア・感覚・思考・行動」の繰り返しです。
そして、それの完成した結果が当日のお料理として提供されるのです。
2週間も3週間も、それ以上煮詰め続ける時もありました。
15㎝位の海のソーセージを作るのに、4mもの試作をされました。
そういった、自分の手で一から創り出し成果を出している事が、次のネルギー源になっているのだと思います。
京セラの創業者である稲盛和夫氏は、
「寝ても覚めても四六時中そのことを思い続け考え抜く。そして切れば血の代わりに「思い」が流れる。
 それほどまでひたむきに、強く一筋に思うこと。そのことが物事を成就させる原動力となるのです。」
と、書かれています。
この熱い思いは昨年までも感じていましたが、今年はより一層感じさせて下さると思うので、今から楽しみです。
私も情熱をもって日々感じて生きてゆく人間になりたいと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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