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今更ながら知らないことが多すぎる毎日です。
物事の繋がりについて、調べてみようと思って検索していると、
「つながり」を意識する~システム思考~ と言うのに出合いました。
論理思考で使う最もポピュラーなのが「ロジックツリーです」とありました。
これは物事の要素を細かく分解して問題を解く考え方です。
私はロジックツリーとはこういうものだという事は知っていたので、やはり、論理的思考にはロジックツリーなのだなと、納得していました。
しかし、次には、ロジックツリーでは、要素の間にある関係を表す事が出来ないのです。と書いてあります。
つまり、要素と要素の間には関係があるが、論理思考では考慮しない。
ロジックツリーでは関係を記述出来ない。とあります。
また、論理思考の道具では、時間の概念を表す事も困難です。と書いてあります。
論理思考は、ある時点での出来事を分析することは出来るが、様々な要素が関連し、時間と共に状況が変化するような現実社会ではうまく機能しなくなります。
そこで次に紹介しているのが、論理思考の弱点を克服した「システム思考」です。
システム思考は道具としては「ループ図」とよばれるものを使い、要素とそれをつなぐ矢印から出来ています。
ループ図を書くと、物事の相互関係がはっきり見えて来て、ループの中のどの場所に手を加えれば、好循環を生み出す事が出来るかが明確になります。と説明しています。
そして余談として、システム思考には「悪いのは人ではなく、システムである」という基本理念の1つがあるそうです。
こうなれば今度は「システム思考とは」が知りたくなってきます。
しかし、著者は伝えてくれています。
システム思考を実行する為には特別な道具は必要ありません。
ノートとペンが有ればいつでもどこでもループ図を書き、自分を取り巻く物事の「構造」を明らかにすることが出来ます、と。
もしかしたら、問題は人ではなく、システムにあるのかも知れません。
そして、ほんの少しシステムの「構造」をいじるだけで、全てがうまくいくようになるかも?
と結んでいます。
私は今現在、調べれば調べるほど、わからないことが増えて来て、頭が許容オーバーになりそうですが、
これも1つ1つ理解していくしかないと思っています。
じゃ、また明日!