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問題解決の解説の中で面白い発想を見つけました。
「問題」は「自分が考える理想的な状態」に「今の現実」が至っていないから「問題」として認識する。
なるほど、そうなんだ。
「問題」を発見するには、
1.理想の状態
2.現実の状態
3.そのギャップ
この3つが正確に認識されていなければ、問題は発見できません。
よって、問題解決の出発点は「問題発見」となります。
そして、その「問題」の「真の問題」を見極める必要が出てくるのです。
真の問題を見極める視点の1つに「見えない前提条件を疑う」というのがあります。
目の前の2つのリンゴを、3人の子どもに分けるには?
私は単純だから、それぞれのリンゴを3分の1ずつに切り、3人に2切れずつ配れば良いと思いました。
「前提条件を疑う」という事は「問題を成り立たせている前提」を洗い出すという作業になります。
リンゴは食べ物で3人の子どもに分けなければならない。
食べ物として捉えているから、当然、切り分けるという発想しか浮かびませんでした。
しかし、均等に切り分けるのは難しいです。
そこで必要なのは「創造的な解決策」です。
「食べ物」という前提を疑えば「飲み物」という発想があっても良いはずです。
となると、リンゴを物差しで測りながら均等に分けるよりも、リンゴジュースという形を変えたもので分ける方が、より均等に分けられるし「リンゴをジュースにする体験を楽しむ」事だって、出来るという事です。
この発想が私には出来ないのです。
「真の問題」は何なのか?
その問題の「前提条件」は何なのか?
その問題を成り立たせている「見えない前提条件」が存在する。という認識。
今回は「見えない前提条件」を疑う。という方法しか記載しませんでしたが、
他にも考え方の方法があり、解決の方法も色々あるという事を知りました。
これらを知っておくか、知らずにいるかとでは、解決に大きな差が出ると思います。
じゃ、また明日!