タグ:
「No.1にならなくてもいい もともと特別なOnly one」という歌は、SMAPの「世界に一つだけの花」です。
「一番」でなくても「一流」の方が良いような気がします。
例えば、学校の成績が一番だから偉い。(確かに成績で評価するから一番ですが・・・)
会社の営業成績が一番だから偉い。集客数が一番だから偉い。
結果や成果と言うものを数値で測れば、一番だと人は評価するかも知れません。
しかし、伊那食品工業会長の塚越寛氏は「業界で一番になろう、日本一になろうといった目標をはたしたところで、それが企業や社会に何をもたらすのでしょうか」と言われています。
評価と言うものを目に見える数値で測るなら、数値評価としてそうかも知れません。
しかし、いくら売上が一番であったとしても、環境汚染であったり、公害をまき散らしているのなら、人々は評価するでしょうか。
高度成長期の日本なら、サラリーマンは「戦う戦士」として評価されていました。
テレビコマーシャルでも「24時間戦えますか」と歌われていました。
しかし、その延長線上が今の日本だと思います。
その頃と価値観も変わって来ています。
終身雇用だったのが、起業や個人事業が増えつつあります。
この4月から働き方改革が中小企業にも適用されます。
一番の会社が生き残るとは限りません。AI化が進めば逆転劇も在り得ると思います。
本当に強い会社は、良い商品や喜ばれるサービスを提供し、社長も社員も楽しんで働ける環境があり、消費者も歓迎する。
そういう事業をしている会社だと思います。
それは一番ではなく、売り上げ規模や店舗数でもなく、小さくても一店舗、一営業所のレベルや質を上げる事ではないでしょうか。
一流と言うのは、お客様・社員・事業主それぞれが満足できる質の高さを持っている所だと思います。
目標は「一番」になるよりも「一流」というクオリティーの高さを追い続ける事だと思います。
たまたま、サザンオールスターズの「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」という歌を見つけました。
歌も時代と共に変わって行くようです。
https://www.uta-net.com/movie/250651/
じゃ、また明日!