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有言実行はよく聞きます。そしてその大切さもよく耳にします。
有言実行:言ったことは必ず実行すること。(不言実行をもじって作られた語)(スーパー大辞林)
私は「有言実行」が先に出来た言葉だと思っていましたが「不言実行」の方が先に出来た言葉のようです。
有言実行は自分にプレッシャーをかけて、その目的を何が何でもやり遂げようとする事で、そこには強い意志が感じられます。
反対に、不言実行は自分の目標なりテーマなりを人には伝えずに実行する事ですが、気持ちが奥ゆかしいというか、有言実行ほどの力強さは感じませんでした。
しかし、不言実行にもそれなりのメリットはあるようです。
自己目標を達成するには、それなりの自己を厳しくする能力が無ければなりません。
他人に言っていないからと、途中で諦めてしまうと「不言不実行」になってしまいます。
そこには「目標を達成する。実践する。」と言った強い意志が必要になり、セルフマネジメント力が無ければ出来ない事になります。
そして、セルフマネジメント力が付いて来ると、ますます不言実行が出来て自己管理力もアップするというサイクルが生まれてきます。
有言実行が出来ない私は、どうせ出来ないなら不言実行でやる方が良いかなとも思ってしまいます。
何故なら、他人は結果でしか評価しません。結果が出るかどうかだけです。
有言実行にしろ不言実行にしろ、結果が出なければ「出来ていない」という事だけです。
人によっては、結果に加えて、その経過も評価する人もいるかもしれません。
そう言う人には有言実行の方が理解して貰いやすいかもしれません。
しかし結果でしか判断しない人にとっては、どちらも同じになります。
不言実行の場合は、他人には何も言っていないので、自己解決しかありません。
心が折れそうになっても、挫けそうになっても、自分自身で気持ちを立て直すしかないのです。
よって、常に目標を確認し、自分で進捗状況をチェックする必要も出てきます。
しかし、それは自立心を高める事にも繋がると思います。
そうであるならば、不言実行に懸けてみるのも1つの手かなと思った次第です。
じゃ、また!