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1年の終わりになると、来年へ向けて総括する機会が多いと思います。
総括:ばらばらのものを整理して、1つにまとめる事。全体を見渡してまとめる事。(スーパー大辞林)
その総括の中には色々な種類のものがあると思います。
反省は、自分の間違った考えや言動などを振り返り、周りに「これがいけなかった」と伝える為の考え方です。
過去への志向と批判性が強く出てくるので、自分の弱点を探す事が多くなってきます。
内省は、自分の心と向き合い、自分の考えや行動について省みる事。
自分の心の中を見つめ、何をどう思い、どう感じたかを改めて考える。
現実に起こったことを客観的に振り返り、どうすればいいのかに結び付けて考える。
と、言ったように自分の内面を見つめる事のみが強調されてしまう事が多いようです。
キャリアを築くには、内省は欠かせないようです。
なぜなら、
自分に問いかけながら、自分が目指している事を明確にする。
自分が望んでいることについて把握する。
望んでいる事が本当に実践されているか、自分は正しい方法で行っているかを常に振り返り考える。
事が必要だからです。
よって、内省は、経験を「見識」に変え、以降に役立てる事が可能になります。
以降に役立てるという事は、行動を内省する必要があります。
反省の「これがいけなかった」と伝える為には「こういう行動を計画していたけれども、実行しませんでした」
と言う説明が重要になってきます。
その時、自分が自分によく言うのが「忙しかった」「時間が無かった」など、よく口にする言い訳です。
言い訳は「わたしは実行していません」と同じ意味なので、言ってはいけない言葉です。
毎年同じ過ちの繰り返し。それは「考えていない」と言うことなので、成長も進歩もありません。
成長する為には、やはり内省をし、反省をして次につながる課題を課すことが必要だと思います。
じゃ、また!