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最近、他人と組んで何かをしたいと思うなら異質な人と組めばいい。というような文章を目にすることが多くなりました。

なるべく自分に無いものを持った人と組むことが肝腎で、それは、自分にはない能力を持った人と組むことで、総合力を高める事が出来るからです。
よく言われる、1+1=2が、3や5になるからです。
同じような考え方の人といれば、話は通じやすいし、理解しやすいし、安心です。
しかし、その範囲以外の事を知る機会には恵まれません。
反対に異質な人といれば、先ず相手の言う事が理解出来ず、ストレスになる可能性があります。
しかし、そこから自分との違いを感じて刺激を受けるから、知らなかった世界を知ろうとします。
その知らなかった世界を知る事によって、自分の世界が広がり自分+相手という、
より広い範囲の事がわかって来るのです。
そして、お互いが自立していれば、相反する意見から新しい何かを発見する可能性もあります。
他人との組み合わせにも多様性が必要です。
オープンマインドで、自分の考えに固執せず、相手の考えも良く聞いて、違いについても語り合えることが出来れば、異質な経験が重ねられると思います。
「異質な人=多様性」に向き合うという事は「多様性」という言葉を、相互理解の道具として使えば大きな力になります。
それは見えていなかった事が見え、知らなかったことを知り、新しい視点が生まれるからです。
そして、そこに共通の目的を見出す事ができれば、2倍以上のエネルギーが生まれます。
その境地に辿り着くまでには、意見の対立や葛藤も多々あります。
しかし、元々別世界の人間だと思えば、違って当たり前、理解出来なくて当たり前からの出発なので、
その対立も歩み寄る為の過程に過ぎません。
そこでのストレスも、何かが生まれる可能性に対しての楽しみと思えば、
ストレスすら楽しいものになってきます。
こうした相互理解の先には、良好な人間関係が築けるのと同時に、新たな何かを発見出来る楽しみもあります。
異質な人と組むからこその、新たなエネルギー源だと思います。
じゃ、また!


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jibunoikiru@gmail.com

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