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物事を知らないという事は、自分自身にとってかなり不利な事です。
不利と言うより、自分の世界が狭すぎる事になります。
私の悪い癖は、自分の知らない事を「教えて貰っていない」とすぐに言ってしまう事です。
という事は、教えて貰っている事だけを自分は知っていれば良いという事になります。
しかし世の中、そんな事が通じる筈もありません。
知らない事は自分の恥です。
「教えて貰っていない」は「自分で何も調べていません」「自分で知識を増やしていません」と言う宣言です。
物事を判断したり考えたりできるのは、自分に知識があるからです。
僅かな知識の材料で判断するのと、沢山の知識の材料で判断するのとでは、結果が違ってきます。
地球温暖化対策を訴え続けているスウェーデンのグレタ・トゥンベリさんに関しても、色々な見方があります。
称賛する人、非難する人。
ごく最近もアルピニストの野口健氏が自身のTwitterで、グレタさんが電車に乗っている画像を転載して、
「・・・てっきりヨット以外は馬車でご移動されていらっしゃるのかと想像をしていましたが・・・」と投稿されていました。
これに関しては今、大炎上しており、野口氏の書かれた本の中から過去の事も引っ張り出されたり、野口氏自身エネルギー産業との利害関係があることもわかった。と書かれています。
ネット社会になると情報が多すぎて、どれが本当の事なのかわからなくなります。
野口氏は慌てて投稿を削除すると共に言い逃れを始めた様ですが、すでに時は遅しです。
そこで判断に必要なのが自分の知識です。
ネットに書かれてある事を鵜呑みにすると、間違った判断をするばかりではなく、相手を傷つけてしまいます。
そうならない為にも、色々な事を知っておく必要があるのです。
ネットで書かれてあるような事は学校では教えて貰ってはいません。
よって自分で調べて正しい知識の下で判断しなければ、とんでもないことになってしまう。
と、深く思った次第です。
じゃ、また!