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人生には2つの生き方があると思います。
1つは、なりたい自分=目標に向かって努力する生き方。
もう1つは、目の前の事を精一杯やって行く生き方。
何も考えずにボーっと生きていた私は、自分が何がしたいか考えて、その目標に向かって生きるものだ。
と、目標に向かって努力する事が生きる事だと思っていました。
しかし、なかなか自分が目指すべきものが見つからず、だからダメなのだと烙印を押していました。
最近、それと反対の考え方を目にする事が多くなりました。
無理に目標を決めなくても、目の前の事を一歩一歩進んで行けば、コツコツやる事で未来が開けて行くものだ、と。
どちらが良いかは、十人十色です。
こっちでなければいけないと言う事はないと思います。
スタジオジブリの宮崎駿氏も、
「自分しかやれないことにこだわるとか、そんなものは無いんだから」
「自分が生みだしてきたものは、自分が生きて来た中で吸収したものを単にアウトプットしているだけだ」
「世間で言っているオリジナリティーというのは、先人から受け継いだバトンのようなもので、いっとき持って走ってあとは後世に渡す。それが俺の仕事だ」と言われたそうです。
よって、未来ではなく、過去ではなく、「今ここ」を大事に生きる。
という事が大切になるのではないでしょうか。
目の前の事を考えるという事は、人の事を考えるという事にも繋がります。
何か課題を解決しようと一生懸命になる。
それはつまるところ、自分だけの事ではなく、人の事を考える事にもなるのです。
そして、1つ1つ目の前にあるものを解決していくと、その積み重ねがいつの間にか自分の目標へと自ずから繋がって行くのだと思います。
過去に囚われても、それを消す事は出来ないし、未来に不安を懐いても、どうなるかわからない。
結果、目の前の事=「今ここ」に集中して1歩1歩やるのが一番かなと思います。
1歩1歩やる中で、自信もつき、智恵もついてきます。
今現在、精一杯生きているかどうか。
それが自分の過去を創っていくことになると思います。
じゃ、また!