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思考には幅と深さがあると言われます。勿論その2つは大切ですが、それに質も大切ではないでしょうか。
思考の幅とは、視覚の多様さ、とも言えると思います。
例えば、ニュースで「教育無償化」とあった場合、
「教育費がタダになる! 家計が助かる!」とほとんどの人は喜ぶと思います。
しかし、そこで喜んで終わるのか、
「財源はどこから持って来るのだろう」
「これで教育格差は本当に無くなるのだろうか」
「大学進学の人と、就職する人の税金の差はどうなるのだろう」
「留年しても、授業料の心配は要らないから助かる」
「外国でも、授業料が無償の国もあるし」
と、色々な角度から考えられるのか。の違いが出てきます。
そして、思考の幅を支えるのが、質の高い知識と情報です。
質の高い知識と情報によって、思考の幅もどんどん拡がって行きます。
その広がった思考の幅に対して、深さと言うものが関わってきます。
この深さというのは、1つ1つの課題や、問に対して考え抜くという事になります。
目に見えないものに対し、
「なぜ?そうなるのか」「どうして?そうなのか」
「そもそも、これはどういう事なのか」
「こうしたら、どうなる」
など、いかに思考を深めていけるのか。
それを自分なりに考えて、他人の及びもつかないレベルまで考えつく事だと思います。
深さは、幅に関係します。
裾野の幅が広い方が、より高く積み上げられるので、幅が広い方が深まりも生まれてきます。
以前は「量から質へ」と言う言葉をよく聞きました。
質を高める為には、考える量を増やすという事になります。
という事は、考える癖を付けて思考の質を高めていく事が、
思考の幅と深さを拡大することに繋がるのだと思います。
じゃ、また!