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あなたを正しい答えに導く「5つの質問」と言うのがありました。
1、自分が得たい結果は何だろう(問題を自分事として捉える質問)
2、どうして、自分はそれを得たいのだろう(自分の目的を明確にする質問)
3、どうしたら、それを実現できるだろう(可能性に目を向ける質問)
4、これは、将来自分にとってどんな意味があるだろう(良い意味づけをする質問)
5、今、自分がすべきことは何だろう(自分を動かす質問)
質問とは、自分が解らない所を聞くもの。と、思っていた私は、上記5つを意識して質問したことなどありませんでした。
以前「聞き手には聞き手の覚悟が必要」と言われた事がありますが、今から思うと上記5つの事を含んでいたように思います。
特に私は2番目の「どうして、自分はそれを得たいのだろう」という、自分の目的を明確にする質問ではなかったので、当然相手はどう応えてよいのか解らないし、応えるまでも無い質問だったのかも知れません。
自分はその質問から何を得たかったのか、自分の目的を明確にせずに「ただ、わらなかったから聞いてみた」だけでは、その質問によって、相手を傷つけている可能性もあります。
聞いた限りには、聞いてどうするのか、どうしようと思っているのか迄考えて、質問はするものだと今更ながら気付かされます。
子どもの時に「わからない事は、どんどん聞きなさい」と言われた質問と、大人になってからの質問は違うのです。
大人になってからの質問は、ストレートに子供の時のように「それはなぜですか?」と質問すると「それぐらい自分で調べろ!考えろ!」となるし、質問の前に先ず、自問自答が必要になってきます。
自問自答することによって、自分なりの聞きたかった事が見えてくる場合もあるし、思考停止の質問も避けられると思います。
質問をするという事は、質問した事によって一歩進めるという事であり、自分の行動に繋がるものだと思います。
逆に言うと、質問しても一歩も進めなかったり、自分の行動に繋がらなければ、それは悪い質問であったという事になります。
良い質問、正しい自問自答こそが、次なる行動の原動力となるものだと、今更ながら気付いた次第です。
何時までも「わからないから聞く」と言うのは、思考停止を続けるだけになっていたようです。
これからは「聞き手の覚悟」をもって質問が出来るようになりたいです。
じゃ、また!