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現在は、経済的には二極が進み、日本全体としても停滞していますが、心(魂)は豊かになって来ていると思います。
なぜなら最近のニュースを見ていて、肩書きが下の人間でも黙ってはいなくなったなと思うからです。
例えば、元神戸市議で宍粟市雇用創生協議会事務局長の村岡龍男氏。
就職セミナー実施報告書を改ざんして委託金を不正受給していた疑いがある事が分かりました。
協議会の職員らが会見を開き「改ざんは事務局長の指示だった」と証言しました。
ニュースで村岡龍男氏は「職員らが言っている事は違う」「自分は指示していない」と断言していました。
しかし、その後のニュースで「僕が書いてくれとか言うんではなくて、自分達が間違った事をしてしまったんで、完全に記憶がはっきりしましたと、みんな悪いけれど、早速自分の意志で・・・」
という音声テープを聞きました。???
昔は権力、圧力で肩書きの下の者が悪いという事でうやむやに終わっていました。
しかし、時代は変わりました。
村岡龍男氏が録音テープで指示しているように、協議会の職員らが「早速自分達の意志で」記者会見を開いて本当のことを話したのです。
村岡龍男氏は自分の言った事を早速実行してくれた職員に感謝すべきです。
これ以上、間違った人生を歩まないように止めてくれたのですから。
この件に限らず、企業の内部告発とかが増えてきて、おかしな事は明るみに出るようになってきました。
SNSの発達により、今まで隠されていたことが表面に出やすくなり、こと細かに拡散するからだと思います。
斎藤一人氏は、モラルが上がってきて世の中がまともになって来た。と言われていますが、私も同感です。
それは人々の心に余裕が出て来て、モノやコトに人間性も求めるようになって来たからだと思います。
人々が次に求めるのは「魂力(たましいりょく)」だとか。
自由にしていい事と、ふみはずしてはいけない事。それらをはっきり言えるようになりました。
肩書きの下の人間も強くなってきています。当たり前ですが、言いなりにはなりません。
雇われの身であったとしても、ダメなものはダメと「自分の意志で」言えるようになってきたと思います。
じゃ、また!