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多面的、複眼的に思考出来るようになるには、本を読む事で疑似体験する事が出来る。と、言われています。
或いは、本はその著者の考え方、思考を学ぶ事が出来るから、本ほど安い教科書は無い。とも言われています。
テレビなどを見ていると、コメンテーターの意見に自分が近ければ、そのコメンテーターが発する意見を、自分の意見のように勘違いして思い込んでしまう時もあります。
これは一種危険な兆候で、素直に受け入れ過ぎても問題が発生する場合があるという事です。
リアルな世界で、学校や会社のシステムの流れに従い、バーチャルなメディア体験でも「テレビで言っている事だから」と、信じてしまう。
よって、コメンテーターの考え方でしか考えられなくなってしまいます。
右からみたらどうなるのか。左から見たらどうなるのか。はたまた、上から見たらどうなるのか。下から見たらどうなるのか。
このように、多面的に物事を考えるという事が出来ないでいる。
一番の知識は体験だと思います。が、すべてが全て、体験できるとは限らないし、その時間も生みだせないのが現状です。
そんな時に本を読めば、著者を通してリアルな体験ができるという事になります。
本を沢山読めば読むほど、その知識の量は増えるので、人を納得させられることが出来ます。
よって、読書ほど手軽で安い疑似体験は無いという事です。
人に満足させるだけの知識、人に感動を与えるだけの知識を得るには、読書が一番だと言われるのはもっともだなと思います。
本を読むことによって、世界を見る為の視点や知識を得る事が出来、かつ、多面的に考えられるようになる。
自分自身の世界観を拡げる事によって、情報に騙されにくくなり、決断する為の選択肢が増える事になる。
自分が騙されたり嘘をつかれたりしないよう、いろいろな著者の本を読み、本を通じて体験も沢山すれば、多面的思考になって行けるのではないかと、思います。
じゃ、また!