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神戸市は2019年度から3年かけ、市内すべての区役所にデジタル申請システムを導入する事になりました。
引っ越し・結婚・出産時などの申請はシステム導入後、主にスマートフォン(スマホ)か、窓口のタブレット端末で入力。
本人確認が必要なため窓口に出向く必要があるものの、長い時間待ちの短縮や、職員の業務量縮小が期待できる。
例えば引っ越し(転入)の場合、市民は転入届・国民健康保険加入申請・児童手当認定申請などの書類を提出するため、そのつど窓口に並ぶ必要がある。
職員側も、各申請書の情報をパソコンで打ち直す作業が発生し、春に残業が増える原因となっている。
市の計画によると、スマホを使う場合は、
市の公式ホームページにアクセス→転入や結婚などの申請理由を選択→画面の選択肢を選ぶ→申請書代わりのQRコードが作成。
区役所の窓口でQRコードを読み込む→印鑑を押す。これで申請が出来る。
スマホを使わない人や高齢者には、窓口にタブレット端末を導入。
職員の手ほどきを受けながら入力、申請する事も出来る。
デジタル申請の利点としては、
書類ごとに記入していた氏名や生年月日などの共通項目をコピー出来る。
職員が庁内作業用にデータ化する手間が省け、入力ミスや紙の紛失による情報流出の抑制に繋がる。
業務量が格段に減り、職員の働き方改革も期待できる。(以上 1月29日付神戸新聞)
私は、IT化(情報技術)が進み始めた時、一番導入して欲しかったのが役所関係でした。
縦割りで、あっちの窓口こっちの窓口とその都度、氏名・住所・生年月日などを書かなければならないことに疑問を感じていました。
神戸市がようやくデジタル申請に踏み切ったことは、喜ばしいことです。
しかし、まだ窓口での本人確認(押印)は必要です。
AI化(人工知能)が進み、窓口にわざわざ行かなくても本人確認が出来るようになればと思います。
それにしても、マイナンバーは国民の何割が手続きを終えているのでしょうかね?
じゃ、また!