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目黒女児虐待死の裁判員裁判の第4回公判が10月4日東京地裁で行われました。(産経ニュースより)

5歳で虐待死した船戸結愛(ゆあ)ちゃん。父親の雄大被告は、明るく笑顔の多い家族を理想としていたようですが、現実は真逆だったようです。
入籍直後から母親の優里被告に毎日説教するようになり、言い返すと「お前たちの為を思ってやっているから有難く思え」と言い、その頃から結愛ちゃんにも反省文を書かせたり「謝罪しろ!」が始まり、暴行もするようになった。
  
結愛ちゃんが食事を食べ勉強していなかった事が、怒りよりも強い形の暴力と威圧になって行き、手で頭を叩いたり、お腹を蹴ったり、冷水を浴びせたりと、エスカレートして行った。
自分のエゴを強要させる為の手段として、言う事を聞かないと結愛ちゃんを置いて外出や観光や食事に行っていた。
一時保護の後も暴力を振るったのは、自分の感情のコントロールがうまく出来なかったから。
炭水化物や肉・魚を禁止し、体重を記録させ、小学校2年生くらいで教わる時計や掛け算を覚えさせていた。
結愛ちゃんが自分の意志で布団を引っ張り出し、自分(雄大被告)が強要した事をやらずに寝ていたので、制御出来ない強い怒りになってしまい、両手を使って複数回、顔のどこかを手加減したとも言い難い数を殴ったり冷水を浴びせた。
冷水を掛けられた結愛ちゃんは、顔をそむけ、嫌がるようなしぐさを見せたので、雄大被告は結愛ちゃんの口をふさいでおり、結愛ちゃんは助けを求める事も困難だったとみられる。
風呂場に閉じ込めたのは、雄大被告のエゴを押し付けるために、恐怖感を与えるという趣旨でやった。エゴではあるが、誤るまで放っておこうと言うのがあった。
翌朝、結愛ちゃんの顔がかなり青く腫れていたが、病院に行くと自分の虐待が発覚するかも知れないという保身で連れて行かなかった。
体重が13kgに落ちた時も薄茶色の液体を嘔吐した時も自分の保身を優先させてしまった。
結愛ちゃんの意識がもうろうとしている時にグーパーをさせ、1回目は出来たけれど、だんだんできなくなって意識を失い白目をむいたのを確認したのがきっかけで、あわてて救急車を呼んだ。
雄大被告の保身とは、事件が発覚して虐待の真実に基づき私(雄大被告)が逮捕され、家族が離れ離れになるという事。
自分のエゴが強すぎて、それを誰かに押し付けてしまう所に自分の責任がある。
自分の気持ちをわかってくれない、心を開けなかったということが、周囲のアドバイスを素直に受け入れる気持ちになれなかった。
結愛ちゃんに対して私(雄大被告)の意向に沿うよう、手紙やメモをを書かせてしまって申し訳ない。
この申し訳ないと言う気持ちを、結愛ちゃんが生きている時に気付いて欲しかったです。
しかし、雄大被告にとっては結愛ちゃんが死んで自分が裁判にかけられないと、気が付かなかった事なのかも知れません。
じゃ、また!


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