人間関係に於いて、他人を変えられないで悩んでいる人は多いと思います。
しかし、自分は変えられても他人は変えられません。
悩んでいる時というのは、他人に焦点を当てて生きている時です。
この人は自分と合いそうだと思っていても、段々と月日が経つと何か自分と違う
ような気がする時もあると思います。
それは単なる違いであって、違いは違いであって間違いではないので、
後は自分がそのまま付き合うかどうかを選べばいいと思います。
切り離せない場合の時は、自分の考え方を変えるしかないと思います。
人の評価や人の目を気にして生きるほどしんどい事は無いと思います。
それは当たり前であって、その人に囚われているからです。
鎖を外されたトラが逃げる力があるのに、いつまでも鎖に繋がれた感覚から
目覚めず、そこから出て行こうとしないのと同じです。
自分の心が鎖に繋がれているのです。
政治の世界でも、会社の中でも、圧力を掛ける人、怖さをちらつかせる人は、
他者を支配下に治めたくて、自分が居なければ困るだろうと、相手を精神的に
縛ります。
しかし、人が生きる時は誰に焦点を当てて生きるかと云う事に繋がります。
今は派閥は無いはずですが政治の世界でも、派閥が無くなっても、
自由なはずなのに自分の思い通りに出来ませんし、やりません。
会社に於いても、自由なはずなのに、いつまでも上司や同僚の
顔色を伺って仕事をしています。
これでは自由にものが言える場では無く、管理され束縛された場でしか
ありません。
自分が自分として生きるには「変えられないものは受け入れるしかない」
と云う事で、自分がそれをどう受け止めて、どう改善に結び付けるかになり、
それを出来るのは自分しかないのです。
コントロールできるのは、自分の思考と行動だけ。
そこに焦点を当てて、ベストを尽くしていけば良いと思います。
変えられないものに焦点を当てると、時間の無駄になり、
囚われたままの人生になると思います。
悔いのない人生を送る為には、人に焦点を当てるのではなく、
自分の信じるものに焦点を当てて、絶えずそこに戻ってチェックする
ということが大切になって来ると思います。
その為には正しさという答えは何処にもないので、
自分が納得する人生が送られよう、自分に正直に生きるのが
一番のしあわせな人生に繋がると思います。
じゃ、また明日!