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ファンクションとは「カタチと表裏一体の概念であり、カタチを存在させている本質」だとか。

であれば、カタチは「言葉」や「文字」に置き換えないと伝えられませんが、

ファンクションは「意味」「本質」「思い」「役割」「目的」「機能」「使命」などの働きの類です。
人は、カタチを求めているのではなく、ファンクションの達成を求めています。
ファンクションの達成の為に、カタチを選ぶのです。
確かに「言葉」や「文字」を求めているのではなく、「本質」や「目的」「使命」などの達成を、求めています。
例えば、私はメガネをかけています。普段、家の中にいる時は外しています。
私は「メガネ」という、カタチが欲しいのではなく、ハッキリ見える為にメガネの働きが欲しいのです。
カタチで「メガネ」と呼ばれるものは、ファンクションでは、さしずめ『視力を補うもの』という事でしょうか。
そうなると、メガネの目的を果しているようなものであれば、メガネにこだわる必要は無くなって来ます。
最近TVでよく宣伝している「ハズキルーペ」でも目的が果たせるという事になります。
本来は拡大鏡であったものが、メガネのカタチになる事によって、いちいち手に持たなくて済むので便利になる。
色も10色になり、倍率も増えていっています。
「メガネ」という固定観念から解放され「字が大きく見える」という目的・役割から考えて出来たのが、
「ハズキルーペ」だと思います。
買う側からすれば、選択肢が増えた事になり、メガネ屋さんでもハズキルーペ屋さんでも両方行ってみて、
自分の条件に合うものを買えば良いだけです。
小さい字が読めない=メガネが必要 という固定観念から離れてみれば、
小さい字が読めない=ハズキルーペ が成り立つのです。
遠視用・近視用と進化し続けているようで、近い将来はメガネ屋さんに匹敵するようになるかも知れません。
これは見事なファンクションだと思います。
じゃ、また!


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jibunoikiru@gmail.com

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