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子どもの頃は何でも「なぜ?」「どうして?」って聞いていた記憶があります。
大きくなると、その「なぜ?」「どうして?」が自分の中から消えていきます。
なぜなのでしょうか?
1つは学習して知識が増え、いちいち聞きなくても自分で何故そうなるかがわかるようになるからです。
もう1つは、本当は聞きたいけれど、今更聞くのが恥ずかしかったり、忖度が必要だったり・・・。
しかし、物事を考えるに当たっては「なぜ?」が非常に重要になってきます。
なぜなら、思考を深める為には「なぜ?」が必要だからです。
よく「質問はありませんか?」と聞かれた時、直ぐ質問をする人がいましたが、私は何を質問すれば良いのかがわからなかったのです。
という事は、それまでの講義なり説明なりが理解出来ていないから、質問が出て来なかったのです。
理解出来ているからこそ、そこで「なぜ?」が出て来るのだと思います。
「なぜ?」は根拠に繋がります。
根拠に繋がるということは、本質にも繋がります。
私のようにボーっと生きていたら、表面をかすめるだけで、本質を見抜けぬまま一生を終えてしまいそうです。
人間関係に於いても、表面だけで相手を理解するのか、その裏に隠された本音の部分で相手を理解出来るのか。
人間関係の深さが違ってきます。
勿論、会話そのものも変わって来ると思います。
自分自身を知るのにも「なぜ?」が必要です。
「なぜ?自分はこの学校を選んだのか?」「なぜ?自分はこの会社を選んだのか?」「なぜ?自分は起業したのか?」
「なぜ?」の追及が自分を知り、他を知り、物事を知る事になると思います。
今からでも「なぜ?」の習慣を付けたいと思います。
じゃ、また!