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ビジネス用語に弱い私は「ロジック」とか「ファクト」とか言われても、ピンときません。
よって、1つの文章を読むのに1つ1つ単語を調べなければならない現状です。
ロジック=論理 ファクト=事実
問題解決に当たり、正しい答えを出す為には、ロジックとファクトの両方に基づいて考える必要があります。
数学で言えばロジックとは「数式」、ファクトとは「数字」に当たるもので、その双方が正しくなければ、正しい答えが出ないと言う、いわば車の両輪のような関係なのです。
たったこれだけの文章ですが、「数式」と「数字」が正しくなければ、正しい答えが出ない。
という所に、深く感じました。
幾ら「数式」が正しくても報告書の「数字」が正しくなければ、その資料は役に立たないし、
「数字」が正しくても、「数式」が間違っていれば、これまたその資料は役に立ちません。
役に立たないどころか、間違った資料で間違った判断がなされてしまいます。
これは数字に限らず、色々な場面で共通するものだと思います。
例えば、自分が何か失敗をしてしまいました。
たまたま廊下で先輩のAさんとBさんがひそひそ話をしている所を見た時、
「AさんとBさんは自分の失敗を上司に告げ口するつもりなんだ」と受け取ってしまったとします。
本当は、AさんとBさんは上司に知られる前に、何とかカバーできないかと相談していたかも知れません。
自分はAさんとBさんが廊下でひそひそ話をしていた、その内容の事実は知りません。
自分の目に映ったことだけで判断してしまいます。
それ以降、AさんとBさんに対しては真逆の態度を取る事になります。
折角先輩達が自分の失敗をカバーしようとしてくれたにもかかわらず、自分はその先輩たちを恨むことになります。
自分の目に映った事の事実を確認せずに、感情だけで判断してしまうと、とんでもない方向に行ってしまいます。
感情で考えるのではなく「事実から考える」という事は、物事の本質に迫る大事な1つではないでしょうか?
じゃ、また!