タグ:
今日は「なぜ?の本質」という、電子書籍と出合いました。
とっても興味のある読み物でしたが、読むのに結構時間が掛かってしまい、また、私の中で消化できていないので、今は簡単に書く事しか出来ません。
理解できる方が読めば、とっても面白い書籍だと思います。
「なぜ?の本質:真理を追究するとはどういうことか」 石山敦之(いしやま あつし)
石山氏は「なぜ?」の異質な特徴として3つ掲げています。
①「なぜ?」と聞かれた時、どんな内容を答えればいいのか。
質問者がどんな予測を基に不整合を起こしたのかわからないから、どんな内容を答えればいいのかわからない。
例えば「どうして1+1=2なの?」と聞かれた場合、その子の頭の中では、
さっきまで粘土でおまんじゅうを2つ作っていて、1+1=?と聞かれたのでそれをくっつけたら、
おおきな1つになった。
だから1+1=「大きな1」が自分の予測していた答え。
よって、自分の予測していた「大きな1」が、どうして「2」になるかわからないので
「なぜ?」という質問になってしまった。
これは質問者が、その子供が1+1=大きな1 という予測から生まれた事を掴めていないから、
「どうして1+1=2なの?」という「なぜ?」が生まれたかわからない。
よって、どの様な内容を答えればよいかわからなくなる。
と、言ったような内容です。
あと2つも書きたいのですが、長くなるので、明日も引き続き書こうと思います。
「なぜ?」という言葉の特徴など考えた事もなかったので、この電子書籍は面白かったです。
1つの「なぜ?」にこれだけ奥行があり、深さがあるという事を知っておかないと、
単純に相手に質問をした所で、こちらが得たい回答は得られないものであると思いました。
じゃ、また!