最近の企業は一昔前と違い終身雇用ではないので、人の出入りが多いようです。それどころか、ここ近年は入社式後に退職願いを出す人も増えてきました。
理由は「思っていたイメージと違ったから」「なんか人間関係が難しそうだから」「思っていた仕事をやらせて貰えないから」。人それぞれの価値観の違いがあるので一概には言えないけれど、次に就職試験を受ける時は、徹底的に企業研究をして受けて欲しいですね。
それと自分の可能性を自分で狭めないで欲しいです。
「接客がしたかったのに、事務系に配属になったから」この理由も、接客や営業も会社全体の仕事の流れの中での一部なので、先ずそれらを知ってから営業なり接客に付いた方が、効率の良い仕事ができるかも知れません。それを「自分は接客しかできません」と言い切ってしまって、数年後の接客のチャンスを逃してしまっているかも知れません。
入社したての人は仕方がないかも知れませんが、自分の心地よさや目先の安定を優先することは、自分の可能性をどんどん狭め、身の回りの安泰だけを願っている人生になるかも知れません。それも本人が望むことなら他人がとやかく言うことではないのかもしれませんが。
反対に会社の成長や未来に向かっている人は、自分の希望していた部署に配属にならなくても、あちこちの部署を経験した方が会社全体の仕事内容が分かり、自分の希望していた部署に配属になった時には、よりよい仕事ができると、受け止めます。
よって、目的まで時間がかかっても、変化や苦労もすべて自分の経験としてプラスに捉えます。この違いが
仕事への取り組み方の違いになり、仲間意識の違いになり、自分の成長度の違いになっていくのだと思います。
そして自分で自分の可能性を拡げ、成長する中で変化への対応性を身に付け、良い意味で会社や組織と繋がっていくのだと思います。
よく「誰とやるのか」「何をやるのか」と耳にしますが、成長を志す組織や成長を志す企業は、これらの志をもった人と一緒に進むのが一番だと思います。
中には社員全員を公平に扱い、社員全員を満足させようとしている所もあるかもしれません。しかし、それは非常に難しいことであり、反対にその姿勢に不満足を覚える人が出てくるかも知れません。
えこひいきではなく、一緒に同じ目的で同じ方向を向いて、共に遠くまで一緒に行ける人を大切にするのが、企業としての在り方なのかもしれません。
昨今は一部社員の不祥事により、会社のイメージが下がることもあります。しかし、その後の会社の対処の仕方により、勿論苦情もありますが、以前より一層良いイメージを持たれた企業もあります。
例えごく一部社員といえども、共に遠くまで一緒に進める人かどうか、きっちり把握する必要があると思います。
じゃ、また明日!