私たちは自信をなくしたり、自分を低く見積もったりします。よく言われるところの自己肯定感が低いのです。それは多分、起こった出来事に左右されているからだと思います。
しかし、本当はそうではなく、起こった出来事に自分がどう対処するかによって、結果が違ってくるのです。
どんな出来事に対しても、自分が何を思うかで変わってきます。
それを自分が何を思いどう対処するかを考える以前に、目の前の出来事に振り回されてしまうのです。
何か物事を進める時、人が自分のことをどのように評価するのかではなく、自分が自分の事をどのように評価するのかに掛かってきます。そんな時、自分の勝手な思い込みで「自分なんか」と言って引き下がっていくと、自分が何を思いどう対処するかの判断を間違ってしまいます。
間違ってはいけないのは、人やものが自分を幸せにしてくれるのではなく、自分自身の在り方が自分を幸せに導くということです。しあわせの感じ方や置かれている環境の受け止め方も人によって違います。
恵まれない環境に生まれたから、自分はこうなったのだと、いつまでもいつまでも自分の人生を恨んで過ごす人もいれば、恵まれない環境に生まれたからこそ、いろいろ学べたし身に付いたと思う人もいます。
両者は「恵まれない環境」という意味づけが違うのだと思います。世の中には、この意味付けに気が付いて、意味づけを変えて成功している人もたくさんいます。また、普通の人は滅多にしないような失敗をしたからこそ、わかったこともあります。そういうことが、すべてその人の経験となっていくのだと思います。
人は人との関わりの中で成長し、しあわせになっていくのだと思います。
よって、自分を生きるということは、誰にも何事にも左右されることなく、自分で判断し、自分が責任をもって行くしかないと思います。
そんな中で、誰と出会い、自分がどう生きるかが自分の人生を歩むことになるのだと思います。
毎日の中にでも、小さな幸せを見つけ出し、自分という種を大切にして生きていきたいものです。
そのためには、どんな状況でもその意味付けを変えて、切り開ける自分になることが大切だと思います。
じゃ、また明日!