よく聞く話ですが、人は元旦に決めた目標は2週目くらいまでしか覚えていないとか。確かにそうだと思います。
手帳の上にメモっていても、2週目くらいからは見ることすら忘れているようです。
私の悪い癖ですが、目標を立てても計画を立てても、それだけでやった気になって行動がずれてくるのです。
矢張り意識の持ち方、決断の仕方が甘いのだと思います。
大げさに言うと「すぐやる」かどうかで運命が左右することがあります。人から何か勧められても、すぐに動きだす人と、一呼吸置いてから動く人と。それで就職が決まったり、家を手に入れたり、良い人とご縁があったのを、私自身経験したり、他の人を目の当たりにしたことがあります。
結局は、決めたら即動くのが一番自分に跳ね返ってくると思います。
ということは、目標を決めたら即、始めの第一歩を踏み出すということになるのです。兎に角第一歩を踏み出せば、たとえそれが躓いたとしても、反対の足の二歩目を出せるわけですから、嫌でも前に進めます。
陥りやすいのが、自分が決めた目標を見ずにキョロキョロと他人を見てしまうことです。そして、他の人と比べてみたり憧れて見たり。そうこうしているうちに自分の目標から離れてしまい、いつの間にか他人の目標に乗っかってしまうのです。それでは自分を生きていることにはなりません。
他人の目標が良いと思うなら、その目標を自分の目標に書き換えないと、いつまで経っても自分のものにはならないと思います。自分が決めた目標だから、そこに向けて進むことが出来るのです。
自分の価値観から生まれた自分の目標、自分の目的に沿った自分の目標。それは人と比べるものでは無いし、人のまねをするものでもないと思います。
人は他人との比較はよくします。しかし、本来比較と言うものは自分自身との比較だと思います。
昨日の自分より今日の自分。昨日より1mmでも自分の決めた目標に近づいていたら、それで前進したことになるのです。
他人と比較しても、自分の目標に近づくことは出来ないのです。そこには一喜一憂があるのみで、自分の成長にはなんらかかわりが無いことだと思います。
自分が決めた目標は自分の目標だし、他人が決めた目標は他人の目標です。参考には出来ても、自分のものにはなりません。よって、自分はどうしたいかが大切で、その自分の気持ちを中心に自分の目標を決めるのが重要だと思います。
若手の政治家の方が「明日やろう!は、バカ野郎!」だと言われていたのを聞いたことがありますが、これも決めたらすぐに実行するということだと思います。そうでなければ、その「やること」は絵にかいた餅に過ぎなくなります。
目標を決めたら、即、踏み出すことを習慣にしたいものです。
じゃ、また明日!