以前からかも知れませんが、最近、私の中では優先順位の大切さを意識し始めました。
それ以前に「目的」の重要性も意識し始めました。
私は野球のことはあまり知りませんが、大谷選手を見ていると、自分がヒットを打つだけでなく、ホームランを打ってチームを勝たすという事を考えながら野球をしていると思います。
それは企業に於いても同じで、そこそこ給料を払えればコツコツ目の前の事に取り組んでいればそれで安泰!という考え方なのか、そうではないのかだと思います。
それは起業でも同じであって、自分1人が頑張ってお客様を取れば毎月安定した収入になって来るし、ともすればリピーターだけでやって行けるので、目の前のお客様に喜んでもらえれば起業は成功したということです。
しかし、それは生活出来て、お山の大将で居られるという安定です。これを社会を変えるという目的になると、現状の満足から、社会を変えるという新たな価値を創造する事へと変わっていきます。そうなると、目の前のことをコツコツやるという優先順位が、社会をよくするという目的に対して、社会の問題解決という優先順位に転換していきます。
そうなると「自分がやれば十分」「先ず目の前のことを片付けてから」と言っていた範囲から大きく変わり、社会を見据えた上で「対応すべき課題はこれで良いのか」「社会をよくする結果が出るための選択はこれで良いのか」など、色々修正が出てくると思います。
目的が変われば、その時々の「判断・選択」も変わってくると思います。それが「成長」と言うものかも知れません。
大谷選手が自分の成績を上げることを目的とすれば、いつもヒットを打って成績を積み上げれば目的が叶うと思います。しかし、チームの優勝を目的とした時、本来、ヒットを打てば打てるところでも、犠牲フライにした方がチームの勝利になると思えば、そちらの判断・選択をすると思うのです。
よって、自分の価値を「自分の成績を上げるという目的」の優先順位にするのか、自分の価値を「チームの優勝に貢献するという目的」の優先順位にするのかによって、その時の判断・選択は違って来ると思います。
変化を好まない私などは、いつも安心・安全な選択をしてしまいがちですが、それだと自分の成長は望めないと思います。やはり、新たな挑戦があり成長する自分を考えるなら、目的も優先順位も修正して行っても良いのではないかと思います。
人はいつからでも、どこからでも変われます。
それを成長と言うのであれば、自分の居場所を変えていくのも時には必要になるのではないかと思います。
じゃ、また明日!