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以前5月にも「目的から本質へ」というblogを書いた覚えがあるのですが、また、そこに戻って来てしまいました。
ハンカチの目的は、手についた水分を拭き取ること。そこから、
ハンカチ → ペーパータオル → 熱風乾燥機 → 風乾燥機 と、変化して行っています。
目的は何か。その目的の目的は何か。を考えると、達成したい事が見えて、本質が見えてくる、と。
では、本質的に考えるとはどういう事なのか。
「なりたい姿の目的」と最終的な「手段」の間にある「なすべき課題」。
これが肝腎要の部分ではないでしょうか。
私がよく陥る間違いは「目的」を達成する為に「手段」があったはずなのに、いつのまにかその「手段」が「目的」になってしまっている。
これはいけない事だと思っていたのですが、そうではなく「手段」が目的になるのは当たり前で、その「手段」が達成されることが、最終的には大目的に繋がるのです。
最終的な大目的に達しないのであれば、それは「なすべき課題」の選定、もしくは「手段」の優先順位を間違えているからです。
大目的に達するまでには何層もの「手段⇒目的」「手段⇒目的」の繰り返しがあります。
端から大目的に挑戦した処で、私などそれ以前にやるべき事が多過ぎて出来ません。
そなると、大目的から何層下の段階からやるべきか。何層下ならやっていけるのか。
そこの設定を間違わないようにするのが大切かと思います。
いずれにせよ、どこの段階の「課題」或いは「問題改善」も全て大目的に繋がっている筈です。
目的の目的は何かを考え、自分が達成したい大目的が本質に繋がっていると見える様になれば、それは正しい方向だと思います。
という事は「目的の目的」は「本質」になるのかなと、思った次第です。
じゃ、また!