教育とは、ここでは座学のことを指しますが、近年「体験型研修の方が満足度が上がる」と言われるようになってきました。そして、体験型研修は面白いだけではなく、学習効果も高いという結果も出て来ています。
これがビジネスとなれば、超実践型のリーダー育成と組織力開発の強みを発揮している「超実践型CRAYONZ教育」がそれに当てはまると思います。そしてそれのみならず、組織のマネジメントコンサルタントからコーチング迄一貫しての関わりになるので、成果が出るのも当たり前だと思います。
企業がなぜ研修に力を入れるようになったのかと言えば、今までのように全体で座学の研修をしてもなかなか成果が出ないからです。今や企業の成長のためには、一人1人の成長が必要になって来るからです。今までのように言われた事をミスなくやるのでは企業の成長には繋がりません。
それよりも社員一人1人が自社のビジョンやパーパスが何なのか、トップが何を求めて、何が自分自身の役割責任で、自分が何をなすことが組織の成果や自分の豊かさに繋がるのか。それらの意識を持って仕事に取り組まなければ企業の成果に反映されにくい時代になってきたからだと思います。
AIがどんどん進出してきた今、昔の価値観では企業として存続できない時代に入ったように思います。世代交代しなければ、社会について行けない時代になったようです。正直、今私が働いていれば社会に取り残されていると思います。それだけ一人1人の高い意識、能力が求められていると思います。だからこそ、企業としては社員一人1人のレベルを上げていく必要があるのだと思います。
学校にしろ企業にしろ、教育というのはもはや座学のみでは一人1人の能力を引き出せなくなっています。いくら知識として詰め込んでも、その知識を実践に変換できなければ学んだことにはならないのです。今では学ぶという事は「現場で直ぐに活かせる実践力を身に付ける」ということです。知識だけ持っていても宝の持ち腐れにしかならないのです。
成功体験が感情の記憶に残りやすいと言われています。それは再現性があるからです。そしてそれは、自分で作った自分の壁や自分の限界を、自分で超えることが出来るようになるからです。よって成功体験は座学による知識では学びようがなく、体験でないと身に付かないのです。
今、ポータブルスキルや企業研修を見ていると、結局は学校教育も同じで、体験学習でないと身につかないものが、社会で求められているような気がします。国際社会に於いて日本が取り残されて行っているのは、戦後、知識の詰め込み教育の結果だと思います。よって、体験学習の重要性に気付いた人達が、体験学習を広めていこうと、学校でも企業でもパラダイムシフトを起こし始めているような気がします。
同じ12年間、知識による教育と、体験学習による教育を受けた場合の差は、社会に出てから大きな差が出てくると思います。ましてや知識の面においてはAIの方が優れているので、太刀打ちできません。これからの教育はAIには出来ない体験学習に切り替えないと、日本は増々世界から取り残されて行くと思います。
我々が日常生活を送るのも、社会生活を送るのも、課題や問題解決の毎日だと思います。そんな時「今、ここに生きる」ための力と智恵が、自分の身に付いているかどうか。自分の人生を大きく左右する基になるのが、自分の体験・体得だと思います。
じゃ、また明日!