私は昔から信頼関係は大切にしてきました。人間関係に於いて「信頼」があるからコミュニケーションでも何でも成り立つのであって、それが崩れるとすべてが崩れてしまうからです。
誠実さは信頼関係の根幹をなすものだと思います。よって、相手の態度の中に誠実さがあるかないかは、すぐに伝わってきます。いくら綺麗な言葉を使っていても、表面だけの会話ならそれ以上は深まりません。反対にぶっきらぼうであっても、いつも誠実な態度で接してくれると、やはり信頼してしまいます。
また、嘘の場合は直ぐに分かってしまいます。反対にそれなりの付き合いがあった人であれば、嘘をつかしてしまった自分が悪いのかなとも思ってしまいます。嘘やごまかしをされたら、騙されたフリをして、離れていくのみです。お互いに隠し事や嘘の無い状態が一番信頼を築きやすいです。
また言動一致は安定した印象を与えます。毎回毎回口先だけは調子の良いことを言っていても、それに行動が伴わなければ、やはり信頼に欠ける所がありますし、時には本当のことを言っていても、どこか疑いの目で見てしまう時があります。
お互いが素直に話し合い、お互いの意見を尊重することも信頼を育てる1つだと思います。相手のご機嫌を取るのではなく、時には相手にとって嫌な事であったとしても、違いは違いとして話し合える関係は素晴らしいと思います。コミュニケーションを通じて、相手の考えや感情を理解することは、より強い信頼関係が育まれると思います。
人は視座視点は違います。その違いを理解し、同じ視点を上げていくことで強い理解が生まれると思います。先ずは相手を理解する。それが一番自分も素直になれる状態です。相手を知れば知るほど、その深さがわかり、共感する部分が増えて行くと思います。そして共感すればするほど、信頼は深まって行くのです。
そして、いつもいつも相手と同じ意見である必要は無いのです。時には違う考え方や違う捉え方をしたとしても、その違いをお互いが尊重する事ができるなら、自分の視界が広まるだけです。違う考え方であったとしても、それを聞こうとする姿勢こそが、信頼を育んでいくことになるのだと思います。
私は昔から、相手を尊敬できなければついて行くことが出来ないと思っていました。日頃から尊敬に値する言動をしている人は、やはり信頼度が深まって行きます。安心して何でも話せる関係というのは、非常に恵まれていると思います。なぜなら「疑う」という事を、最初から脇に於いて話せるからです。反対意見でも何でも、正直に話せるからお互いの理解がより深まるのだと思います。
信頼関係は、ある程度できた。で、終わるのではなく、時間をかけてより強固な信頼関係を育むことが、お互いにとってのしあわせに繋がるのだと思います。
じゃ、また明日!