人は色々な事に感動します。映画やTVで感動するし、スポーツを見ていても感動します。また、日常の何気ない光景にも感動しますし、人間関係に於いても感動します。私は子ども・老人・動物が一生懸命生きようとしている姿に一番感動を覚えます。
感動は自分の心が感じて動くので、いつも自分発信です。自分の感度が良ければ、感動はいつでも増やしていくことは出来ます。それには、いつでも自分の心のアンテナを感度良好にしておく必要があるのです。
自分の心のアンテナが感度良好だから、1つの言葉に胸打たれたり、人の優しさに心震えたり、思いやりに感激したりするのです。関わりの深い人ほど感じる機会が増えます。もしかしたら、関わりの深くない人でも、自分が知らないだけで、角度を変えてその人に関心を持てば、感動する事もあるかも知れません。
心の豊かさは感動の質によってもたらされると思います。それはお互いの内面を磨き合える関係性です。そこには愛や絆や信頼があります。ありのままの素直な自分の心を出し合える関係です。そう云った感動を分かち合える人は大切にしたいものです。
私たち人間は自分の気持ちは自分で選んでいます。自分を傷つけたり自分を励ましたりと、自分の感じ方次第です。いつもいつも感動を分かち合える人ばかりとは限りません。時には相手の態度によって自分の気持ちが変わってしまったり、相手の態度に振り回されたりする時もあります。
そんな時は被害者になったり加害者になったりして、自分の心の不自由さを感じることになるのです。だからこそ、自分の感情の責任者である自分の気持ちが、その時の気分を良くも悪くもするので、大切になって来るのです。
誰かを非難しても感動を味わうことは出来ません。感動どころか、自分も傷ついてしまいます。よって、自分が感動する機会にめぐりあえるよう、選択する必要もあるかも知れません。いずれにせよ、感動を味わって心を浄化するためにも、より良い感動を味わいたいものです。そのためには、自分の心のアンテナを張って、いつでも感動をキャッチできるようにしておきたいものです。
じゃ、また明日!