人生を長く生きていると、自分に少なからず影響を与えて下さった方はいます。その方達を振り返ってみると、当時は意識しなかったけれど今から思えば、出逢うべくして出逢い、その時だから出逢えたのだと思います。いつもベストタイミングで出逢えたような気がします。
「出逢うべくして出逢った」とか「その時には必ず必要な人が現れる」とか言われますが、やはりそうだなと思います。それは一方通行的な出逢いではなく、自分にも相手にもベストなタイミングで出逢っているということです。そして、その時々の自分が相手によって気付かされ、刺激を受けながら来たような気がします。
その方々それぞれの得意分野に出逢い、それを通じて気付かされた事ばかりです。そう思うと、その時の自分の視点を拡げ、その時の自分に必要な相手が現れるのだと思います。よって、出逢いを重ねれば重ねるほど、濃厚な人との出逢いになり、受ける刺激も強くなります。
人はそのようにして生きざまも繋いでいくのかなと思います。人のみならず、やりたい事や習い事もベストタイミングで目の前に現れてきます。よって、偶然やたまたまという現象が起こるのです。そして、そのような出逢いは他のものに比べて自分のものになって行っているような気がします。
自分に命がある限りやるべきことがあるとしたら、そのやるべきことのためにいろいろな角度から、様々な人が現れ、自分というものになりきるために、ベストタイミングで出逢いがあるのかも知れません。そう思えば出逢いは自分を生きるためには必要であり、大切にしたいものです。
自分が生きている価値、自分を生きる意味、それらは相手を通じて気付かされることなのかも知れません。自分1人ではなかなか気付かないことも、相手の反応を見て気付かされることもあります。相手は鏡ですから、相手がいないと自分を知ることが出来ないのです。
いずれにしても、人生はベストタイミングでご縁が出来ると思います。そして、そのご縁を見逃さないように人間力は磨き続けたいと思います。
じゃ、また明日!